特許
J-GLOBAL ID:200903053801647571

耐火性に優れた高強度ボルトの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-050754
公開番号(公開出願番号):特開平6-264141
出願日: 1993年03月11日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 使用する鋼材の成分組成を特定すると共に、特にボルト状に成形加工し焼入れ処理した後の焼戻し条件を、下記(1)式または(2)式で示されるパラメータλ1 またはλ2 を満たす条件で行なう。30≦λ1 ≦40......(1)λ1 =log t-Q1 /T30≦λ2 ≦40......(2)λ2 =log t-Q2 /T式中、tは焼戻し時間(sec)、Tは焼戻し温度(K)、Q1 ,Q2(kcal/mol)は焼戻し反応の活性化エネルギーを示し、化学成分より次式を満足するQ1 =114.7 ×( 132C%+62Mo%+11Cr%+ 236V%)Q2 =114.7 ×( 132C%+62Mo%+11Cr%+ 236V%+80W%)【効果】 1000MPa級以上の常温強度を有すると共に、700°C程度の高温においても優れた強度特性や耐遅れ破壊特性を有し、建築物や構造物用として優れた性能を発揮する。
請求項(抜粋):
化学成分が重量%でC :0.1〜0.3%Si:0.03〜0.15%Mn:0.3〜1.0%Mo:0.1〜1.0%V :0.03〜0.5%Al:0.015〜0.06%Ti:0.005〜0.10%Cr:0.5%未満S :0.015%以下P :0.015%以下N :0.004〜0.02%残部:Feおよび不可避不純物よりなる鋼材を使用し、これをボルト状に成形加工した後焼入れ処理し、次いで下記(1)式で示されるパラメータλ1 を満たす条件で焼戻し処理することを特徴とする耐火性に優れた高強度ボルトの製造方法。30≦λ1 ≦40......(1)λ1 =log t-Q1 /T式中、tは焼戻し時間(sec)、Tは焼戻し温度(K)、Q1 は焼戻し反応の活性化エネルギー(kcal/mol)を示し、化学成分より次式を満足するQ1 =114.7 ×( 132C%+62Mo%+11Cr%+ 236V%)
IPC (4件):
C21D 8/06 ,  C21D 9/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/28
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開平3-140156
  • 特開平3-140156
  • 特開平2-017071
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