特許
J-GLOBAL ID:200903053803817130

反応蒸留を用いるグリコールエステルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩澤 寿夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-062203
公開番号(公開出願番号):特開2000-264857
出願日: 2000年03月07日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】強酸性カチオン交換樹脂の存在下での、グリコールエーテル及びカルボン酸からのグリコールエステルの製造方法を提供する。【解決手段】触媒反応は、10〜700mbarの圧力の下で、50〜150°Cの温度に維持された第一反応蒸留塔において行われる。反応蒸留の反応は、グリコールエステル及び未反応の反応物中で分離される。グリコールエステルは、蒸留塔の下部を通して排出され、一方、未反応の反応物は、第二蒸留塔に送られ、そこから原料として再利用される。固体触媒の使用は、反応から触媒を分離するための工程を必要としない。【効果】反応蒸留塔の利用による生成物の除去によって、第一蒸留塔中の平衡による制限なしに、グリコールエーテルの転換率が改善され、グリコールエステルの生成収率は大きく改善する。
請求項(抜粋):
グリコールエーテル及びカルボン酸からグリコールエステルを製造する方法であって、グリコールエーテル及びカルボン酸の混合流を強酸性カチオン交換樹脂が充填された第一蒸留塔に供給し、前記蒸留塔中でグリコールエーテル及びカルボン酸の反応蒸留を行い、グリコールエステルを製造し、前記グリコールエステルを、未反応の反応物及び生成された水から分離し、前記グリコールエステルは前記第一蒸留塔の下部から排出され、一方前記未反応の反応物及び前記生成された水は、前記蒸留塔の上部から、第二蒸留塔に送られ、さらに前記未反応の反応物及び前記生成された水を、前記第二蒸留塔中でお互いから分離し、前記未反応の反応物は前記混合流へ再利用され、一方前記水は除去される工程を含む方法。
IPC (4件):
C07C 67/00 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 69/02 ,  C07C 69/14
FI (4件):
C07C 67/00 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 69/02 ,  C07C 69/14
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-108741
  • エステル製造用連続法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-348366   出願人:ビーピーケミカルズリミテッド
  • 特開昭59-108741

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