特許
J-GLOBAL ID:200903053812716346

あらい線密度の弾性体とその湿式紡糸による製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-557029
公開番号(公開出願番号):特表2002-519529
出願日: 1999年06月17日
公開日(公表日): 2002年07月02日
要約:
【要約】本発明は、少くとも2500dtexのタイタ-(titer)を有するエラスタンヤ-ンを湿式紡糸法を用いて製造する方法及びこれによって製造しうる、幅広い断面と低い残存溶媒含量を有するあらいタイタ-のエラスタンヤ-ンに関する。本方法は、35重量%までの、粘度が安定なエラスタン溶液を紡糸浴中へ紡糸して、洗浄且つ随時延伸し、接触加熱によって乾燥し、セットし、調製し、そしてこのヤ-ンを巻き取る工程を含んでなる、但し紡糸浴を出たのち、フィラメントを紡糸浴液体の直ぐ上に配置された偏向ローラーの周囲に誘導させ、個々の紡糸タイタ-が最終ヤ-ンのタイタ-の値の1%より大きくなく、ジェット延伸比が0.5-50の範囲内であり、接触加熱温度が少くとも220°Cであり、そしてエラスタンヤ-ンの接触時間が少くとも2秒である。
請求項(抜粋):
少くとも25重量%、好ましくは少くとも30重量%の、安定粘度のエラスタン溶液を凝固浴中へ紡糸して、一組のフィラメントを形成させ、洗浄且つ随時延伸し、まとめた一組のフィラメントを接触加熱によって乾燥し、エラスタンヤ-ンを形成させ、セットし、スピン仕上げし、そしてこのエラスタンヤ-ンを少くとも2500dtexの最終線密度で巻き取り、但し凝固浴を出るフィラメントを凝固浴液体の直ぐ上に配置された偏向ローラーを通過させる、工程を含んでなる湿式紡糸されたエラスタンヤ-ンの製造方法であって、a)紡糸した状態のフィラメントの線密度がそのヤ-ンの最終線密度値の高々1%であり、b)ヤ-ンのジェット延伸比が0.3-50、好ましくは0.5-50の範囲内にあり、c)接触加熱温度が少くとも220°C、好ましくは少くとも230°C、特に250°C、更に好ましくは少くとも260°Cであり、そしてd)エラスタンヤ-ンと接触加熱の加熱媒体との接触時間が少くとも2秒、好ましくは少くとも3秒、特に少くとも5秒である、ことを特徴とする方法。
Fターム (11件):
4L035BB03 ,  4L035BB11 ,  4L035BB17 ,  4L035BB22 ,  4L035CC03 ,  4L035DD02 ,  4L035EE08 ,  4L035EE20 ,  4L035FF01 ,  4L035FF04 ,  4L035MH09

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