特許
J-GLOBAL ID:200903053821516457

超音波モータの駆動制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-248210
公開番号(公開出願番号):特開平5-336762
出願日: 1991年07月31日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、圧電体の機械的振動を利用する超音波モータの駆動制御回路に関するもので、超低速回転、回転位置制御およびソフトスタート・ストップができる超音波モータの駆動制御回路を提供することを目的とする。【構成】 発振器14、移相器16および増幅器15a、15bからなる駆動電圧発生手段と、ゲート17からなる電圧周波ユニット発生手段と、カウンタ18からなる駆動制御手段で構成し、圧電体4にパルス状の電圧周波ユニットを印加して超音波モータ1を時間間隔の長いステッピング駆動させる。また、駆動制御手段にロータ7に直結したエンコーダ19の信号を取り入れ、最小回転角度で超音波モータ1をステッピング駆動させて任意の回転角度で停止する。さらに、起動(停止)時に駆動制御手段で発生する電圧周波ユニットの制御信号の時間間隔を漸次長く(短く)していき、超音波モータ1をソフトスタート(ストップ)させる。
請求項(抜粋):
ステータの電気-機械変換子に高周波電圧を印加して位相の異なる振動の合成された進行波を生じさせ、該ステータに接触したロータを相対運動させる超音波モータの駆動制御回路において、前記電気-機械変換子に接続して少なくとも2種類の位相の異なる高周波電圧を発生する駆動電圧発生手段と、該駆動電圧発生手段で発生する位相の異なる高周波電圧の1周期以上の組合せを1単位とした周波ユニットを作成する電圧周波ユニット作成手段と、該電圧周波ユニット作成手段で作成する周波ユニットを時間間隔を置いて繰り返す駆動制御手段とから構成され、高周波電圧の周波ユニットを間欠的に繰り返して前記電気-機械変換子に印加してステッピング駆動させることを特徴とする超音波モータの駆動制御回路。

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