特許
J-GLOBAL ID:200903053826492149

X線診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-212454
公開番号(公開出願番号):特開平8-079627
出願日: 1994年09月06日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】 撮像系と被検体とが相対的に移動可能なX線診断装置において、X線診断画像のボケを低減したX線診断装置を提供すること。【構成】 被検体に所定量のX線をばく射して被検体の画像を得る撮像手段(1、3、5、6)が搭載された支持手段(16)と、前記寝台と前記支持手段の少なくとも一方を移動する移動手段(18、19)と、前記寝台と前記支持手段の少なくとも一方の移動方向・速度を検出する動き検出手段(9a、9b)と、1フレーム周期の間に少なくとも2回のX線ばく射を行うように前記X線ばく射手段を制御するX線制御手段(2)と、前記寝台と前記支持手段との相対的な移動による前記X線ばく射毎の画像の移動量を演算して、画像を補正する手段(10、11)と、前記補正画像を加算する画像加算手段(12)と、前記加算画像を表示する画像表示手段(15)とを備えた。
請求項(抜粋):
被検体を搭載する寝台と、前記寝台に搭載された被検体に所定量のX線をばく射するX線ばく射手段と、前記被検体を通過したX線を可視光に変換する変換手段と、可視光に変換された前記被検体の画像を画像信号に変換する撮像手段とを搭載する支持手段と、前記寝台及び前記支持手段の少なくとも一方を移動する移動手段と、前記寝台及び前記支持手段の少なくとも一方の移動方向と移動速度とを検出する動き検出手段と、1枚の前記被検体の画像を得るための1周期の間に少なくとも2回のX線ばく射を行うように前記X線ばく射手段を制御するX線制御手段と、前記1周期の最初のX線ばく射で得られた第1画像と重なるように、前記寝台と前記支持手段との相対的な移動によるそれ以降のX線ばく射で得られた少なくとも1枚の第2画像の前記第1画像に対する移動方向と移動量とを補正する補正量演算手段と、前記補正量演算手段によって得られた前記第2画像の移動方向と移動量とに基づいて前記第2画像を補正する画像補正手段と、前記第1画像と補正後の前記第2画像とを加算する画像加算手段と、前記加算された画像を表示する画像表示手段と、を備えたことを特徴とするX線診断装置。

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