特許
J-GLOBAL ID:200903053829209642
コンバイン
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-144193
公開番号(公開出願番号):特開平8-009758
出願日: 1994年06月27日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 選別処理物量の過大状態の発生を予測した情報に基づいて適切な車速制御を行い、3番ロスの増加や穀粒の損傷等の選別処理の不具合を回避する。【構成】 扱室から漏下する選別処理物の量が多いほど選別装置の処理能力を大きくし、又、負荷検出手段S7,Hにて検出されるエンジン負荷を目標負荷範囲に維持すべく変速装置12を変速操作する制御手段Hが、車速が検出車速の最大値で設定された上限車速を超えない状態で車速制御を実行し、選別処理物量が選別処理能力の上限値を超えると、設定上限車速を設定量低速の車速値に補正する。同時に、刈取作業地内の前の行程において設定上限車速の上記低速側への補正を連続して複数回又は設定回数以上行ったとき、扱室への穀稈供給量の最大値が記憶され、現在の行程において選別処理能力が上限状態で穀稈供給量が上記最大値を超えると、設定上限車速を設定量低速の車速値に補正する。
請求項(抜粋):
扱室(A)から漏下する選別処理物の量を検出する処理物量検出手段(S5)の情報に基づいて、その選別処理物量が多いほど選別装置(B)の処理能力が大きくなるように、前記選別装置(B)の処理能力変更手段(M1,M2)を調節作動させる選別制御と、負荷検出手段(S7,H)によって検出されるエンジン負荷が目標負荷範囲に維持されるように、車速変速用の変速装置(12)を変速操作する車速制御とを実行する制御手段(H)が設けられたコンバインであって、前記扱室(A)に供給される刈取穀稈の穀稈量を検出する穀稈量検出手段(S1)と、車速検出手段(S6)によって検出される検出車速の最大値を設定上限車速として記憶する最大車速記憶手段(100)とが設けられ、前記制御手段(H)は、前記最大車速記憶手段(100)の情報に基づいて、前記検出車速が前記設定上限車速を超えない状態で前記車速制御を実行するとともに、前記選別処理物量が前記選別装置(B)の処理能力の上限値を超えた場合に前記設定上限車速を設定量低速の車速値に補正する補正処理を実行し、且つ、刈取作業地内に設定された複数の作業行程のうちの現在の作業行程より前の作業行程において、前記選別処理物量が前記上限値を超えた場合に前記補正処理を連続して複数回又は設定回数以上実行したときに、前記穀稈量検出手段(S1)にて検出された穀稈量の最大値を記憶するとともに、現在の作業行程において、前記処理能力変更手段(M1,M2)がその能力変更範囲の上限位置まで作動された状態で前記穀稈量検出手段(S1)による検出穀稈量が前記記憶された穀稈量の最大値を超えるに伴って、前記設定上限車速を設定量低速の車速値に補正するティーチング補正処理を行うように構成されているコンバイン。
IPC (2件):
A01D 69/00 302
, A01F 12/32
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