特許
J-GLOBAL ID:200903053839134705

血液成分分離装置および血小板採取方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 達哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-303043
公開番号(公開出願番号):特開平8-131539
出願日: 1994年11月11日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【構成】血液成分分離装置1Aは、遠心ボウル4と、その回転駆動装置5と、遠心ボウル4に血液および血漿を導入する第1のライン2と、遠心分離された血液成分を回収する第2のライン3と、バフィーコートバッグ25と、バフィーコートを移送する第3のライン8と、光学センサー61、62と、制御手段と、血液貯留部106を有する第3のライン10と、第1のライン2に設置されたポンプ91とを有する。この装置1では、血液貯留部106から移送される血液を遠心ボウル4にて遠心分離し、得られたバフィーコートをバフィーコートバッグ25に一旦貯留しておき、該バフィーコートを最後に貯血空間46へ戻し、遠心分離しつつ下方より血漿を供給して血小板を浮上させ、該血小板を第2のライン3を介して血小板バッグ17に回収する。【効果】短い処理時間で白血球の除去率が高い高品質の血液製剤が得られる。
請求項(抜粋):
血液を複数の血液成分に分離するとともに分離された血液成分を移送する血液成分分離装置であって、内部に貯血空間を有する回転可能なローターと、前記貯血空間に連通する流入口および流出口とを有し、前記ローターの回転により前記流入口より導入された血液を前記貯血空間内で複数の血液成分に遠心分離する遠心分離器と、前記流入口に接続された第1のラインと、前記流出口に接続された第2のラインと、バフィーコートを貯留する容器と、一端が前記容器と接続され、他端が前記第1のラインおよび/または第2のラインに接続された第3のラインとを有し、前記第1のラインを介して前記貯血空間に血液を導入するとともに前記ローターを回転し、前記血液を遠心分離して複数の血液成分に分離し、次いで、これにより得られたバフィーコートを前記第3のラインを介して前記容器へ移送するとともに、バフィーコート以外の血液成分を前記貯血空間から排出、移送し、その後、前記容器内のバフィーコートを前記第3のラインを介して前記貯血空間へ戻し、該バフィーコートを含む血液成分に対し再度遠心分離を施してバフィーコート中の血小板を前記第2のラインを介して回収するよう作動することを特徴とする血液成分分離装置。
IPC (2件):
A61M 1/02 520 ,  A61K 35/14
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-138464

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