特許
J-GLOBAL ID:200903053844972280
ドップラ式超音波流量計、ドップラ式超音波流量計を用いた流量計測方法および流量計測用プログラム
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (2件):
麦島 隆
, 的場 成夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-164860
公開番号(公開出願番号):特開2004-061109
出願日: 2002年06月05日
公開日(公表日): 2004年02月26日
要約:
【目的】流速が負の値となる流れが存在するか否かを判断できるとともに、負の値が存在しない場合に測定できる速度の範囲を拡大できるドップラ式超音波流量計に関する技術を提供する。【構成】ハードウエア上の制限によって測定できなかった範囲を、ソフトウエア的に測定可能範囲とするという構成である。すなわち、ユーザが流速分布およびゼロ点を閲覧して流速分布に負の値が存在しないことを確認した場合に、当該ユーザの選択により流体速度分布測定手段に対して正の流速の測定範囲を二倍とする流速レンジ切替手段を備える。その流速レンジ切替手段によって切り替えられた場合、流速分布出力手段は、正の流速分布のみを出力し、流体速度分布測定手段は、二倍となった測定可能速度に基づいて流速分布を測定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
所要周波数の超音波パルスを超音波トランスジューサから測定線に沿って流体配管内の被測定流体中へ入射させる超音波送信手段と、
被測定流体に入射された超音波パルスのうち測定領域から反射された超音波エコーを受信し、測定領域における被測定流体の流速分布を測定する流体速度分布測定手段と、
前記被測定流体の流速分布に基づいて、前記測定領域における被測定流体の流量を演算する流量演算手段とを備えたドップラ式超音波流量計であって、
測定領域における被測定流体の流速分布を測定線の距離方向との関係で画面出力させる流速分布出力手段と、
その流速分布出力手段が画面出力した流速分布に対して、流速のゼロ点を連続表示する流速ゼロ表示手段と、
ユーザが流速分布およびゼロ点を閲覧して流速分布に負の値が存在しないことを確認した場合に、当該ユーザの選択により流体速度分布測定手段に対して正の流速の測定範囲を二倍とする流速レンジ切替手段とを備え、
その流速レンジ切替手段によって切り替えられた場合には、前記流速分布出力手段は、正の流速分布のみを出力するとともに、
前記流体速度分布測定手段は、二倍となった測定可能速度に基づいて流速分布を測定することとしたドップラ式超音波流量計。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (1件):
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