特許
J-GLOBAL ID:200903053846905563

移動無線通信システムにおける干渉軽減方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-205711
公開番号(公開出願番号):特開平10-051848
出願日: 1996年08月05日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 セルラ移動通信システムにおける移動局と基地局との間の電波干渉を軽減する。【解決手段】 移動局が通信を開始して(A1)複数の第1の基地局が同一の移動局から送信される発呼信号を受信した(A2)場合に、複数の第1の基地局のそれぞれがその受信レベルを交換機に報知し(A3)、交換機がそれらの受信レベルを比較して、その中で最も高い受信レベルを報知した第1の基地局を移動局の管轄基地局として特定し(A4)、交換機から管轄基地局に通信を開始する第1の処理と移動局の通話信号送信電力の出力を通信可能な範囲内で最低限に低下する第2の処理とを要求し(A5,A6)、管轄基地局から移動局に第1の処理と第2の処理とを要求し(A7,A8)、移動局が第2の処理を実行する(A9)。
請求項(抜粋):
通信中の制御チャンネルおよび通話チャンネルの受信レベルを測定する手段と測定した該受信レベルに応じて対向する移動局の送信電力の制御を要求する手段とを備え、それぞれに同一周波数の該制御チャンネルが割り当てられている複数の第1の基地局と、自局の送信電力を制御する手段を備える該移動局と、交換機とを備えるセルラ移動通信システムにおいて、該移動局が通信を開始して、複数の該第1の基地局が同一の該移動局から送信される発呼信号を受信した場合に、複数の該第1の基地局のそれぞれが、受信した該発呼信号のレベルを該交換機に報知し、該交換機が、複数の該第1の基地局の中から該移動局を管轄する基地局である管轄基地局を特定し、該交換機から該管轄基地局に、通信を開始する第1の処理と該移動局の通話信号送信電力の出力を通信可能な範囲内で最低限に低下する第2の処理とを要求し、該管轄基地局から該移動局に、該第1の処理と該第2の処理とを要求し、該移動局が、該第2の処理を実行し、該移動局から該管轄基地局と同一周波数の該通話チャンネルを使用する近隣の第2の基地局への電波干渉を軽減することを特徴とする、移動無線通信システムにおける干渉軽減方式。
IPC (3件):
H04Q 7/36 ,  H04Q 7/22 ,  H04Q 7/28
FI (3件):
H04B 7/26 105 Z ,  H04B 7/26 108 B ,  H04Q 7/04 J

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