特許
J-GLOBAL ID:200903053854697848

フラボノイド二量体並びにその製造及び使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 熊倉 禎男 ,  小川 信夫 ,  箱田 篤 ,  浅井 賢治 ,  平山 孝二 ,  星野 貴光 ,  山崎 一夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-511620
公開番号(公開出願番号):特表2009-537630
出願日: 2007年05月09日
公開日(公表日): 2009年10月29日
要約:
多剤耐性(MDR)は、癌の化学療法において大きな課題である。最も良く確認された耐性機序は、細胞の外に種々の抗癌剤をポンプで送る、薬剤排出輸送体、浸透性-糖タンパク(P-gp)の過剰発現によって仲介されるものであり、細胞内薬剤蓄積が低下することになる。本発明において一連のフラボノイド二量体が開発され、種々の長さのリンカー基が共に結合されている。これらのフラボノイド二量体は、試験管内で抗癌剤の細胞毒性を増強するとともに細胞内薬剤蓄積を劇的に高める効率的なP-gpモジュレータであることことがわかる。本発明のフラボノイド二量体は、また、寄生虫症を治療する際に薬剤耐性を低下させるのに有効である。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
式Iの化合物: フラボノイド-リンカー-フラボノイド I (式中、 ・フラボノイドは、カルコン、フラボン、フラボノール、フラバノン、アントシアニン、及びイソフラボノイドからなる群より選ばれ; ・リンカーは、少なくとも一つの炭素原子を有する基である)。
IPC (5件):
C07D 311/30 ,  C07D 311/32 ,  A61K 31/352 ,  A61P 33/02 ,  A61P 35/00
FI (5件):
C07D311/30 ,  C07D311/32 ,  A61K31/352 ,  A61P33/02 ,  A61P35/00
Fターム (10件):
4C062EE56 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086AA03 ,  4C086AA04 ,  4C086BA08 ,  4C086GA02 ,  4C086NA14 ,  4C086ZB26 ,  4C086ZB37

前のページに戻る