特許
J-GLOBAL ID:200903053857193794

石炭の乾留方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-094169
公開番号(公開出願番号):特開平5-287279
出願日: 1992年04月14日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 湿炭を室式コークス炉で乾留する際に、乾留速度のばらつきを低減して炭化時間を短縮するとともに、コークス品質のばらつきを低減し全体としてコークス品質を向上させる石炭乾留方法の提供を目的とする。【構成】 湿炭を室式コークス炉で乾留する際に、軟化溶融層の厚みよりも大きな粒度の不溶融物(小塊コークスやセミコークス、無煙炭、半無煙炭、竹筒など)を適量装入炭中に混入させることにより、未乾留部分から発生する水蒸気を、これらの不溶融物と軟化溶融層の界面から炉壁方向に容易に排出させ、水蒸気吹き出しによる局部的な乾留進行遅れを解消し、乾留ばらつきを低減して炭化時間を短縮するとともに、コークス品質のばらつきを低減し、一窯全体としてのコークス品質を向上させることを特徴とする石炭の乾留方法である。
請求項(抜粋):
室炉式コークス炉により石炭を乾留する際、コークス炉炭化室内で石炭乾留過程で生じる軟化溶融層の厚みよりも大きな粒度の小塊コークスまたは/および小塊セミコークスを0.5〜3%装入炭中に配合して未乾留部分で発生する水蒸気を炉壁方向に排出させることを特徴とする石炭の乾留方法。
IPC (2件):
C10B 47/10 ,  C10B 57/04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭30-004890
  • 特開平1-198686
  • 特開平2-145687

前のページに戻る