特許
J-GLOBAL ID:200903053869670580

リン酸塩化成処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-137833
公開番号(公開出願番号):特開平5-306497
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】化成皮膜形成能が優れ、高品質の化成皮膜が得られるリン酸塩化成処理方法を提供する。【構成】リン酸イオン、窒素を含むオキソ酸イオンおよび化成皮膜形成金属イオンを含むリン酸塩化成処理液に銅、アルミニウムおよび鉄の少なくとも1種を主成分とする金属材料を接触させて金属材料表面にリン酸塩化成皮膜を形成する方法であって、リン酸塩化成処理液を透視度が30cm以上のスラッジ低濃度に維持しつつ前記金属材料を電解処理することを特徴とする。電解処理により投入されるエネルギーで化成皮膜形成が促進される。そして処理浴のスラッジ濃度が透視度で30cm以下の低濃度であるため、処理浴に投入されたエネルギーはほとんど皮膜形成に使用され、スラッジの形成には使用されない。電解処理を併用しているためアルミニウム、ステンレススチール、銅といった化成皮膜形成の困難な被処理材にも化成皮膜の形成が可能となる。また、電解処理により化成皮膜の厚膜化、高耐電圧化ができ、化成皮膜の品質が向上する。
請求項(抜粋):
リン酸イオン、窒素を含むオキソ酸イオンおよび化成皮膜形成金属イオンを含むリン酸塩化成処理液に銅、アルミニウム、鉄の少なくとも1種を主成分とする金属材料を接触させて該金属材料表面にリン酸塩化成皮膜を形成する方法であって、前記リン酸塩化成処理液をその透視度が30cm以上のスラッジのない状態に維持しつつかつ前記金属材料を電解処理することを特徴とするリン酸塩化成処理方法。
IPC (2件):
C25D 11/36 301 ,  C25D 11/36

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