特許
J-GLOBAL ID:200903053869978100

スローアウェイ式穴明け工具およびスローアウェイチップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-157709
公開番号(公開出願番号):特開平6-091416
出願日: 1993年06月28日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【構成】 軸線O回りに回転される工具本体11の先端に形成されたチップ取付座14,14に、同形状同大で平面視に略菱形状をなす内周側切刃チップ18Aと外周側切刃チップ18Bとが装着されている。これらの切刃チップ18は、そのすくい面19の辺稜に形成された長い辺稜部切刃22と、これに隣接する短いノーズ部切刃23とを底刃とするとともに、他の辺稜の辺稜部切刃22に連なる逃げ面部分21aのみをチップ取付座14の取付座壁面14bに当接させて取り付けられている。さらに、切屑排出溝13の壁部13a,13bには、軸線O方向に沿って延びる複数列の溝31...が形成されている。【効果】 切刃チップ18とチップ取付座14との接触面積を確保しつつ、切刃チップ18の取付剛性、取付精度を向上させることができる。
請求項(抜粋):
軸線回りに回転される工具本体の先端部外周に一対の切屑排出溝が形成され、これらの切屑排出溝の先端に形成されたチップ取付座に、それぞれ底刃の内周側を形成する内周側切刃チップと、底刃の外周側を形成する外周側切刃チップとが着脱自在に装着されて成るスローアウェイ式穴明け工具において、上記内周側切刃チップと上記外周側切刃チップとは同形状同大の菱形平板状をなし、すくい面となる菱形面の各辺稜に、該菱形面の鋭角をなす一対の頂部にそれぞれ隣接して一対の辺稜部切刃が形成されるとともに、上記鋭角をなす頂部には、この頂部の二等分線に対して対称に、かつ該頂部の頂角より大なる交差角をなして、上記辺稜部切刃よりも短い一対のノーズ部切刃がそれぞれV字状に形成され、これら一対のノーズ部切刃同士の交差部にノーズアール刃が形成されるとともに、互いに隣接する上記辺稜部切刃とノーズ部切刃との交差部には切刃間アール刃が形成される一方、上記チップ取付座には、各切刃チップの上記菱形面とは反対側に配置される着座面に密着可能な取付座底面と、この取付座底面から屹立し、かつ上記切刃チップの菱形面の周囲に配置される側面のうち上記辺稜部切刃に連なる側面に当接可能な取付座壁面とが備えられていることを特徴とするスローアウェイ式穴明け工具。
IPC (2件):
B23B 51/00 ,  B23B 51/06

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