特許

J-GLOBAL ID：200903053871682510

ロータリエンコーダ形ジョイスティック

発明者： 山中 勉 ,  中島 勝善
出願人/特許権者： ミツミ電機株式会社
代理人 (1件)： 林 孝吉
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-089410
公開番号（公開出願番号）：特開平10-283111
出願日： 1997年04月08日
公開日（公表日）： 1998年10月23日
要約：

【要約】【課題】 ロータリエンコーダ形ジョイスティックにおいて、急速操作時のパルス計数誤差による中立位置の出力オフセットを解消する。【解決手段】 ジョイスティック1の操作桿5の直下に反射形フォトセンサ12を配置し、反射形フォトセンサ12を操作桿の下端部に対向させて、操作桿が中立位置にあるか否かを検出する。ジョイスティックの制御部に、フォトセンサ12のオン信号によりロータリエンコーダ10,11のパルス計数値を強制的にリセット処理する制御手段を設ける。操作桿5の傾転動作中にパルス計数誤差が生じても、中立位置に復帰したときにカーソル制御信号出力はゼロとなり、カーソルが停止する。

請求項（抜粋）：

操作桿の傾動操作量をX軸操作量検出用ロータリエンコーダとY軸操作量検出用ロータリエンコーダを介して検出し、各ロータリエンコーダの出力パルスの計数値をそれぞれX軸並びにY軸のカーソル制御信号に変換して出力するロータリエンコーダ形ジョイスティックにおいて、前記操作桿の中立位置を検出する位置検出器を設け、前記位置検出器の中立位置検出信号により、制御部のロータリエンコーダ出力パルス計数値をリセットする制御手段を設けたことを特徴とするロータリエンコーダ形ジョイスティック。