特許
J-GLOBAL ID:200903053877520880

直接筒内噴射式火花点火機関

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-165478
公開番号(公開出願番号):特開平10-009004
出願日: 1996年06月26日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 機関運転条件において、少なくとも油水温が所定値以下の極低温で、始動時のクランキング中では、少なくとも各気筒の初回噴射サイクル後の排気行程で、可変動弁機構により小作動リフトにし、且つ、初回噴射サイクル後の点火時は点火させないことで、筒内温度の上昇促進と筒内へ噴射された燃料の排気への排出を防止し、且つ、該サイクルは点火しないので初回噴射サイクルでの燃料を次サイクルへ持ち越すことができ、低燃圧時においても燃料噴射率を増大させることなく始動時燃料量を増大できると共に気化燃料量も増大させること。【解決手段】ピストン2の頂面に形成された凹状の燃焼室3と、燃焼室3に挿入される点火プラグ7と、高圧燃料噴射弁6を設置し、この燃料噴射弁6にエンジンにより直接駆動される高圧ポンプ9からの高圧燃料を供給する手段をもつ直接筒内噴射式火花点火機関に於て、エンジン油水温により始動時のクランキング中、少なくとも初回燃料噴射サイクルは、可変動弁機構30を用いて排気弁4を小作動リフト化する排気弁制御手段25、且つ点火を中止する点火制御手段24を設けた。
請求項(抜粋):
ピストン頂面に形成された凹状の燃焼室と、燃焼室に挿入される点火プラグと、高圧燃料噴射弁を設置し、この燃料噴射弁にエンジンにより直接駆動される高圧ポンプからの高圧燃料を供給する手段をもつ直接筒内噴射式火花点火機関に於て、エンジン油水温に応じて始動時のクランキング中、少なくとも初回燃料噴射サイクルは可変動弁機構を用いて排気弁を小作動リフト化する手段と、点火を中止する手段を設けるとしたことを特徴とする直接筒内噴射式火花点火機関。
IPC (8件):
F02D 13/02 ,  F02B 23/10 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02D 45/00 312 ,  F02D 45/00 ,  F02P 5/15 ,  F02P 9/00 302
FI (8件):
F02D 13/02 G ,  F02B 23/10 D ,  F02D 43/00 301 A ,  F02D 43/00 301 Z ,  F02D 45/00 312 B ,  F02D 45/00 312 Q ,  F02P 9/00 302 Z ,  F02P 5/15 E
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-230963
  • 特開昭60-209647
  • 特開昭58-091367
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-230963
  • 特開昭60-209647
  • 特開平2-230963
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