特許
J-GLOBAL ID:200903053879203602

一般ゴミの固形燃料化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-019663
公開番号(公開出願番号):特開平9-208975
出願日: 1996年02月06日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 本発明は一般ゴミ中より再利用可能な不燃成分を選別することにより、品質の優れた固形燃料を高効率且つ低コストで得ることができ、有価物の再利用を可能とし、有害ガスの発生の少ない一般ゴミの固形燃料化方法を提供する。【解決手段】 一般のゴミからなる原料1aは、一次破砕工程21で破袋され、金属除去工程4で鉄類を除去し、篩分け工程22で金属除去原料の篩分けを実施する。篩上の原料は資源化選別工程29でガラスビンを回収し、アルミニウム選別をかけて不燃物を除去する。不燃物は再資源化を行う。不燃物を取り除いた後の篩上の原料は二次破砕を実施し、HCl発生源を含むプラスチックを選別する。一方、篩下原料の厨芥に、混合工程25で生石灰24を添加して混合し、二次破砕した原料と、生石灰添加の混合厨芥とを乾燥・混合工程26で乾燥・混合する。混合原料を減容・固化工程27で減容・固化し、固形燃料28に成形する。
請求項(抜粋):
次の(イ)〜(リ)の各工程からなる一般ゴミの固形燃料化方法。(イ)厨芥、紙、プラスチック、金属等を含む一般ゴミを袋等から取り出し、バラバラにする一次破砕工程(ロ)一次破砕した一般ゴミから鉄類を除去する磁力選別工程(ハ)鉄類を除去した残りのゴミ成分を篩によって厨芥を主体とする篩下成分と、残余の篩上成分に篩分けする工程(ニ)残余の篩上成分を重量差によって、ガラスビンを主体とした重量物と、アルミニウムを主体とした中重量物と、プラスチックフィルムによる袋の破片を主体とした軽量物に選別する工程(ホ)中重量物からアルミニウムを選別する工程(ヘ)アルミニウムを除いた中重量物を破砕する二次破砕工程(ト)二次破砕された中重量物から、塩化水素発生源を含むプラスチックを選別する工程(チ)前記厨芥を主体とする篩下成分に生石灰或いは消石灰のうちのいずれかを添加して混合する工程(リ)次いで、篩下成分と生石灰或いは消石灰の混合物と、塩化水素発生源を含むプラスチックが除去された二次破砕された中重量物とを混合して乾燥、減容・固化する固形燃料成形工程
IPC (3件):
C10L 5/46 ,  B09B 3/00 ,  B09B 5/00
FI (3件):
C10L 5/46 ,  B09B 3/00 301 M ,  B09B 5/00 L

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