特許
J-GLOBAL ID:200903053883820918
押出機のシリンダの加熱方法および装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-146160
公開番号(公開出願番号):特開平7-001554
出願日: 1993年06月17日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】【目的】 断面の外縁が角形であるシリンダを有する樹脂成形用押出機のシリンダを加熱する方法および装置において、シリンダ内部の温度が所定の範囲内に維持され、かつヒータコイルの温度が所定の温度以下に維持される加熱方法および加熱装置を提供する。【構成】 シリンダ(B)からヒータコイル(31 〜34 )への熱伝達を防止するための断熱材(7)、ヒータコイル(31 〜34 )への電流を制御供給する電磁制御器(2)、シリンダ(B)の内部の温度を測定する熱電対(50 )、その測定値を受け電磁制御器(2)へ指示をする温度調節器(6)、ヒータコイル(31 〜34 )の温度を測定する熱電対(51 〜54 )、その測定値を受け電磁制御器(2)へ指示をする警報器(8)が備えられている。
請求項(抜粋):
断面の外縁が角形であるシリンダ(1)内に供給された樹脂が加熱、加圧され、溶融、混練されて成形用ダイ(10)から押出される構造を有する押出機の前記シリンダ(1)に渦電流を誘導するため、前記シリンダ(1)の外面近くに設けられて高周波電流が印加される平型のヒータコイル(3)を有する誘導加熱装置(H)による押出機のシリンダの加熱方法において、シリンダブロック(B)のシリンダ内部温度検出点(1a)の温度を測定し、その測定値に基づいて前記誘導加熱装置(H)への供給電流を制御することにより、前記シリンダブロック(B)の温度を所定の範囲内に維持し、加熱された前記シリンダブロック(B)から前記ヒータコイル(3)への熱伝達が遮断され、かつ前記ヒータコイル(3)のコイル表面温度検出点(3a)の温度を測定し、その測定値に基づいて前記誘導加熱装置(H)への供給電流を制御することにより前記ヒータコイル(3)の温度を所定の温度以下に維持する方法を含むことを特徴とする、押出機のシリンダの加熱方法。
IPC (2件):
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