特許
J-GLOBAL ID:200903053891163500
粉粒体分級装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-127348
公開番号(公開出願番号):特開平7-328545
出願日: 1994年06月09日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 一つの装置において効率的に3段階の粉粒体に分級でき、少なくとも中粒子の回収が1工程で可能な粉粒体の分級装置の提供を目的とする。【構成】 上部に原料導入管4と空気を旋回流で受け入れる空気導入部1aを有する第1の筒体容器1と、該第1の筒体容器1の下部を囲繞し上部に微粉流排出部2cを有し中間部に中粒子流排出部2dを有し下端部に粗粒取出口2bを有する第2の筒体容器2と、該第2の筒体容器2の下部にサイクロン装置3を組み合わせた気流分級装置とし、第1の筒体容器1の下部に前記旋回流を反転させて上向流とする衝突板7と反転整流板8とからなる反転整流機構6を配置して下降する粗粒を粗粒取出口2bから回収し、前記上向流を分流させて微粉体粒子流は微粉流排出部2cから排出させ、中粒子流は中粒子流排出部2dからサイクロン装置3に導入し、その中粒子取出口3aから中粒子を回収するようにした。
請求項(抜粋):
上部に原料粉粒体導入口と空気を旋回流で受け入れる空気導入口を有する第1の筒体容器と、該第1の筒体容器の下部を囲繞し上部に微粉流排出口を有し中間部に中粒子流排出口を有すると共に下端部に粗粒取出口を有する第2の筒体容器と、該第2の筒体容器の下部に組み合わせたサイクロン装置とからなる粉粒体分級装置であって、前記第1の筒体容器の下端部に前記旋回流を衝突させる衝突板と該旋回流の方向を反転させて上向旋回流とする反転整流板とを組合せた反転整流機構を配設し、前記サイクロン装置は上部に前記中粒子流排出口に管体接続された中粒子流導入口を有し下部に中粒子取出口を有すると共に、中央部に開口し頂部を貫通して前記第1の筒体容器の下部に開口する中央排気管を具備してなり、粉粒体を空気流に乗せて旋回流とし、前記反転整流機構の前記衝突板における慣性衝突により粗粒を分離して前記粗粒取出口より回収し、前記上向旋回流を分流させて前記微粉流排出口と前記中粒子流排出口を通過させ、前記サイクロン装置において中粒子を分離して前記中粒子取出口より回収し、前記粗粒を分離した空気流と中粒子を分離した空気流を前記微粉流排出口から導出することを特徴とする粉粒体分級装置。
IPC (4件):
B07B 9/02
, B04C 9/00
, B07B 7/02
, B07B 7/08
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