特許
J-GLOBAL ID:200903053893447999
レーザ加工装置及び金属接合材の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
豊栖 康司
, 豊栖 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-227238
公開番号(公開出願番号):特開2008-049365
出願日: 2006年08月24日
公開日(公表日): 2008年03月06日
要約:
【課題】金属管の外周に耐食性金属箔をスパイラル上に連続的に巻き付けて被覆してなる金属積層材の製造において、金属管に耐食性金属箔を直接接合することで能率良く確実に被覆し、かつ、これを連続的に接合し得る金属積層材の製造装置及びその製造方法を提供する。【解決手段】金属管1の外周面に、材質の異なる帯状の金属箔3をスパイラル上に巻き付け、その界面にレーザ光を走査させ金属を溶融させる。金属の溶融部を供給ユニット5により加圧することで、せん断強度及び継手強度の強い金属接合材を得ることができる。【選択図】図1(a)
請求項(抜粋):
一方向に延長された棒状の金属棒(1)の外周面に、金属棒(1)を構成する材質とは異なる耐食性を有する材質で構成された帯状の金属箔(3)を被覆させるためのレーザ加工装置であって、
前記金属棒(1)の外周面と、前記金属箔(3)の一方の面との界面で、該金属棒(1)の外周面と該金属箔(3)の一方の面とが接するよう金属箔(3)を金属棒(1)に向かって供給し、且つ前記金属箔(3)が前記金属棒(1)の外周面において、側縁の一部を重ね合わせつつスパイラル状に巻き付けるように金属箔(3)の位置決めをするための供給ユニット(5)と、
前記金属棒(1)の外周面と、前記金属箔(3)の一方の面との界面にレーザ光を照射する加熱ユニット(2)と
を有しており、
前記加熱ユニット(2)は、
前記金属箔(3)の幅方向側面の内、前記金属棒(1)への巻き付け方向において先行する第1サイド(3a)と、該第1サイド(3a)に接する前記金属棒(1)の外周面と、の異種金属の界面にレーザ光を照射する異種金属加工用レーザ(2a)と、
前記金属箔(3)の第1サイド(3a)と対向する他方側面である第2サイド(3b)と、該第2サイド(3b)より一周先行して金属棒(1)の外周に既に被覆されている第1サイド(3a')と、の同種金属の界面にレーザ光を照射する同種金属加工用レーザ(2b)と、
を有しており、
さらにレーザ光で加熱された異種金属の界面と同種金属の界面とが各々接合されるよう、前記供給ユニット(5)が両方の界面を各々押圧するよう構成してなることを特徴とするレーザ加工装置。
IPC (4件):
B23K 26/20
, B23K 26/32
, B23K 26/02
, B23K 26/42
FI (4件):
B23K26/20 310J
, B23K26/32
, B23K26/02 A
, B23K26/42
Fターム (5件):
4E068BG03
, 4E068CA14
, 4E068DA14
, 4E068DA15
, 4E068DB05
引用特許:
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