特許
J-GLOBAL ID:200903053894689864

記録体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-084564
公開番号(公開出願番号):特開平5-246133
出願日: 1992年03月06日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 液体に対して反発力の強い部材(液体反撥性成形体)の表面に、選択的かつ可逆的に、所望パターンとなる液体付着性領域が形成できる方法及び装置は知られている(特開平3-178478号公報)。この方法、装置によれば良質の複写画像が得られるが、本発明はそこで用いられる記録体に更に改良を加えたものである。【構成】 液体の存在下で加熱により後退接触角が低下する表面層を有する記録体において(1)その記録体は突起を有し、かつ、その突起は側鎖に弗素原子を含む化合物を含有しているか、(2)その記録体は2種以上のポリマーをブレンドした材料を含有してなり、かつ、そのポリマーの少なくとも一つは側鎖に弗素原子を含む化合物を含有しているか、又は(3)その記録体は弾性体上に記録層材料の微粒子を並べた構造からなり、かつ、その微粒子は側鎖に弗素原子を含む化合物を含有していることを特徴とする。
請求項(抜粋):
加熱状態でかつ液体と接触させたときに後退接触角が低下する表面を有する記録層の表面と、液体、蒸気及び該記録層における後退接触角の低下開始温度以下で液体となるか又は液体若しくは蒸気を生じる固体から選ばれる接触材料とを接触させた状態で選択的に加熱することにより、又は該記録層の表面を選択的に加熱した状態で該接触材料と接触させることにより、該記録層表面に加熱温度に応じた後退接触角を示す領域を形成させる記録方法に用いる記録体であって、該記録体は突起を有し、かつ、その突起は側鎖に弗素原子を含む化合物を含有してなることを特徴とする記録体。

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