特許
J-GLOBAL ID:200903053899667737
測距装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-129469
公開番号(公開出願番号):特開平5-297129
出願日: 1992年04月21日
公開日(公表日): 1993年11月12日
要約:
【要約】【目的】 SS方式による測距装置において、高速のクロックを用いることなくPNクロックのみを用いて距離測定の精度の向上を図ることにある。【構成】 被測距側からのSS信号を受信すると、相関部14に相関をとり、その相関出力はピーク検出手段の遅延補正部21によって遅延補正される。これによりピーク点と相関ピーク検出パルス信号の立上りエッジは等しくなり等価的にピーク点を検出できる。位相判定手段の遅延部26はPNクロック発振部1からのPNクロックをN分割し、夫々位相の異なるPNクロックを選択部25に出力する。遅延補正部21からの相関ピーク検出パルス信号は位相比較手段に入力され、位相制御されたPNクロックと比較して、その出力に基づき選択部25は位相誤差の少ないPNクロックを選択し、かつ位相選択情報を距離演算部28に与えて、距離の誤差を補正する。
請求項(抜粋):
測距側において、PNクロックを発生するPNクロック発振部と、該PNクロックに基づいて、所定周期のPN符号とスタートパルスとを出力するPN符号発生部と、該PN符号を所定の中心周波数の搬送波で変調して得られたスペクトル拡散変調信号を送信する手段と、を有し、被測距側において、受信信号を直ちに上記送信中心周波数とは異なる中心周波数のスペクトラム拡散信号に変換し送信する手段を有し、更に、上記測距側において、被測距側からの送信信号を受信し、受信信号と参照信号との相関をとり相関が得られた時に相関スパイク信号を出力する相関部と、前記相関スパイク信号から2値化された相関ピーク検出パルスを得るピーク検出手段と、上記PNクロックを入力し、上記スタートパルスと相関ピーク検出パルスとに基づいてPNクロックを計数する計数手段と、少なくとも前記計数手段の出力に基づいて距離演算を行なう距離演算部と、を備えた測距装置において、上記ピーク検出手段は、上記相関部の出力を増幅する増幅器と、増幅器の出力に基づいて該増幅器のゲインを制御するゲイン制御部と、上記増幅器の出力を所定値と比較し、2値化するピーク検出部と、該ピーク検出部の出力を所定時間長遅延する遅延補正部と、を含むことを特徴とする測距装置。
IPC (3件):
G01S 13/76
, G01S 13/28
, G01S 13/32
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