特許
J-GLOBAL ID:200903053901137279

速度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-143425
公開番号(公開出願番号):特開平8-334526
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 エンコーダの出力に含まれる位相誤差の影響を有効に排除し、また、移動方向が途中で反転した場合の悪影響も除いて、検出対象物の速度が低速から高速の全範囲にわたって精度良くかつ短時間の内に検出できるようにする。【構成】 速度検出装置1を、パルス出力手段2、位置検出手段4、方向判別手段6、時間間隔計測手段8、記憶手段10、および演算手段12で構成する。演算手段12は、位置検出手段4、方向判別手段6、および時間間隔計測手段8で得られる今回の情報と、これらの各手段4,6,8で得られて記憶手段10に格納されている前回の情報とから、時間間隔T内の検出対象物の移動量から速度を算出する際に、位置検出手段4によって2相のパルスの1周期内の位置を個別に検出し、記憶手段10に予め格納されている検出対象物の1周期内の位置とこれに対応する補正値との関係から移動量を補正し、その補正された移動量に基づいて位相誤差を排除した速度を検出する。
請求項(抜粋):
検出対象物の移動量と移動方向に応じた個数と位相とを有する2相のパルスを出力するパルス出力手段と、前記2相のパルスを入力して検出対象物の位置を検出する位置検出手段と、前記2相のパルスを入力して検出対象物の移動方向を判別する方向判別手段と、今回サンプリングした検出対象物の位置の変化が発生した時刻と前回サンプリングした検出対象物の位置の変化が発生した時刻とから両時刻の時間間隔を計測する時間間隔計測手段と、前回のサンプリング時点において前記方向判別手段と位置検出手段でそれぞれ検出された移動方向と位置の両情報、および位置の情報を補正するための位置補正値をそれぞれ記憶する記憶手段と、今回のサンプリング時点において前記方向判別手段と位置検出手段でそれぞれ検出された移動方向と位置の両情報、および時間間隔計測手段で計測された時間間隔の情報、ならびに前記記憶手段に記憶されている前回のサンプリング時点において得られた移動方向と位置の両情報、および位置補正値の情報に基づいて検出対象物に関する速度を演算する演算手段と、を備え、前記時間間隔内の検出対象物の位置の変化である移動量に基づいて速度を算出するときに、検出対象物の移動量を移動量補正値で補正し、補正された移動量に基づいて2相のパルスの位相誤差を排除し、かつ、移動方向が途中で反転した場合でも正確な速度を検出することを特徴とする速度検出装置。
IPC (4件):
G01P 3/489 ,  G01D 5/245 102 ,  G01D 5/245 ,  G01P 3/481
FI (4件):
G01P 3/489 D ,  G01D 5/245 102 A ,  G01D 5/245 102 D ,  G01P 3/481 D
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭63-285469
  • 特開昭60-108757
  • 位置検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-321516   出願人:株式会社エスジー

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