特許
J-GLOBAL ID:200903053910319045

安定化された熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-098455
公開番号(公開出願番号):特開2003-292764
出願日: 2002年04月01日
公開日(公表日): 2003年10月15日
要約:
【要約】【課題】 高温での加工においても、十分に安定であり、高い耐熱性を有する熱可塑性樹脂組成物を提供する。【解決手段】 (A)ポリフェニレンエーテル系樹脂 1〜99重量%と、(B)スチレン系樹脂 99〜1重量%とを含むポリフェニレンエーテル系組成物100重量部に対し、特定の構造を有する合成樹脂用安定剤(I) 0.05〜2重量部と、前記合成樹脂用安定剤とは異なる特定の構造を有する亜リン酸エステル類である合成樹脂用安定剤(II) 0.05〜2重量部とが添加されている熱可塑性樹脂組成物。
請求項(抜粋):
(A)ポリフェニレンエーテル系樹脂 1〜99重量%と、(B)スチレン系樹脂 99〜1重量%とを含むポリフェニレンエーテル系組成物 100重量部に対し、下記一般式(I)で示される合成樹脂用安定剤(I) 0.05〜2重量部と、下記一般式(II)で示される合成樹脂用安定剤(II) 0.05〜2重量部とが添加されていることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。一般式(I)一般式(II)(式中、R1、R2、R4及びR5はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数5〜8のシクロアルキル基、炭素数6〜12のアルキルシクロアルキル基、炭素数7〜12のアラルキル基又はフェニル基を表し、R3は水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表す。Xは2つのフェノール骨格を有する基が直接結合していること、硫黄原子もしくは-CHR6-基(R6は水素原子、炭素数1〜8のアルキル基又は炭素数5〜8のシクロアルキル基を示す。)を表す。Aは炭素数2〜8のアルキレン基、*-CO-基(*は酸素原子との結合部位を示す。)又は*-COR7-基(R7は炭素数1〜8のアルキレン基を示し、*は酸素原子との結合部位を示す。)を表す。Y、Zは、そのいずれかの一方がヒドロキシル基、炭素数1〜8のアルコキシ基又は炭素数7〜12のアラルキルオキシ基を表し、他方が水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表す。)で示される亜リン酸エステル類。
IPC (4件):
C08L 71/12 ,  C08K 5/132 ,  C08K 5/526 ,  C08L 25/04
FI (4件):
C08L 71/12 ,  C08K 5/132 ,  C08K 5/526 ,  C08L 25/04
Fターム (10件):
4J002BC03X ,  4J002BC05X ,  4J002BC09X ,  4J002BC11X ,  4J002CH07W ,  4J002EJ066 ,  4J002EW067 ,  4J002FD066 ,  4J002FD067 ,  4J002GN00
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る