特許
J-GLOBAL ID:200903053912684360

光磁気記録媒体及びその再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 粟野 重孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-154702
公開番号(公開出願番号):特開平7-014230
出願日: 1993年06月25日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 レーザー光などの光を用いて情報を記録再生する光磁気記録媒体において、簡単な構造で安定して再生動作ができることを目的とする。【構成】 磁気的に結合した再生層2、中間層3、記録層4を有し、中間層3は室温で面内磁化膜であり、中間層3の補償温度は記録層4の磁化が再生層2に転写を開始する温度よりも高く、かつ、中間層3のキュリー温度は再生時の昇温により磁化が喪失する程度の温度である構成により、従来に比較して光磁気記録媒体の層の数を低減でき、交換結合力の制御を容易とし、かつ中間層3の補償温度、キュリー点を調整することにより再生時の動作を安定化することができる。
請求項(抜粋):
磁気的に結合した記録層、中間層、再生層を有し、前記記録層に対し信号の記録を行うとともに、前記再生層の磁化の向きを揃えた後、前記再生層をレーザー光の照射により昇温せしめ、前記記録層に記録された磁気信号を前記再生層に転写しながら磁気光学効果により光学信号に変換して読み取る再生方法で使用する光磁気記録媒体であって、前記中間層は室温において面内磁化膜であり、かつ、前記中間層の補償温度は前記記録層の磁化が前記再生層に転写を開始する温度よりも高く、かつ、前記中間層のキュリー温度は再生時の昇温により磁化が喪失する程度の温度であることを特徴とした光磁気記録媒体。

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