特許
J-GLOBAL ID:200903053921997266

マクスウェル項誤差を補正する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-169685
公開番号(公開出願番号):特開平11-076201
出願日: 1998年06月17日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】エコー・プラナ・イメージング・パルス・シーケンスのイメージング勾配から生じるマクスウェル項によって発生される画像アーティファクトを除去する2つの方法が開示される。第1の方法では、マクスウェル項によって生ずる周波数誤差及び位相誤差が個々のスライスに基いて算出され、続いて、これらの誤差は、受信器の周波数及び位相を動的に調節する(268、270)ことにより、データ収集中に補償される。第2の方法では、一方は読み出し方向にあり他方は位相エンコーディング方向にあり、両者ともマクスウェル項から生じている2つの線形位相誤差が、個々のスライスに基いて算出される。これらの誤差は、データ収集後にk空間データにおいて補償される。
請求項(抜粋):
エコー・プラナ・パルス・シーケンスを用いた核磁気共鳴画像の収集中に核磁気共鳴システムのイメージング勾配により発生されるマクスウェル項誤差を補正する方法であって、(a) 前記エコー・プラナ・パルス・シーケンスにおける各々の核磁気共鳴エコー信号m、及びzに位置している各々のスライスについて、位相シフトφ(m,z)を算出する工程と、(b) zに位置している各々のスライスについて、周波数シフトΔf(z)を算出する工程と、(c)(i) RF励起パルスを発生し、(ii) 値が交番する読み出し磁場勾配を発生して、対応する一連の核磁気共鳴エコー信号を発生し、(iii ) 該核磁気共鳴エコー信号の各々を受信すると共に、該核磁気共鳴エコー信号の各々を、対応する前記算出された位相シフトφ(m,z)だけ位相がシフトされていると共に前記算出された周波数シフトΔf(z)だけ周波数がシフトされているRF基準信号と共に復調させ、(iv) 各々の復調した核磁気共鳴エコー信号を記憶して、核磁気共鳴データ・セットを形成することにより、前記エコー・プラナ・パルス・シーケンスを実行する工程と、(d) 前記核磁気共鳴データ・セットから画像を再構成する工程とを備えたマクスウェル項誤差を補正する方法。
IPC (3件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/32 ,  G01R 33/54
FI (3件):
A61B 5/05 374 ,  G01N 24/02 530 B ,  G01N 24/02 530 Y
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-289231
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Nonaxial Whole-Body Instant Imaging

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