特許
J-GLOBAL ID:200903053924419352

注入式非触媒窒素酸化物除去プロセス制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-004695
公開番号(公開出願番号):特開平6-226043
出願日: 1993年01月14日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】燃焼装置から排出される煙道ガスの状態に従って窒素酸化物(NOX)の除去量を自動的に制御することを目的とする。【構成】燃焼装置4の煙道ガス下流中にインジェクトパイプ23を有するインジェクター2を設け、このインジェクター2からNOX の還元剤、担体および追加ガスを噴射してNOX をN2 とH2 Oに還元するプロセスにおいて、インジェクター2に圧力測定器を設けて煙道ガスの静圧と動圧の間の差圧を測定しこれを差圧信号に変換し、また、インジェクター2に熱電対22を設けて煙道ガスの温度を温度信号に変換し、これらの信号をコンピューター制御の制御手段に送り、この制御手段によって還元剤、担体および追加ガス等の各種ガスの流量コントローラー32,32′,60,61,62を制御してNOX の還元反応を制御し、NOX の除去率を最大にし、還元剤の排出量を最小に押えるように構成した。
請求項(抜粋):
燃焼装置中に取付け、前記燃焼装置の煙道ガス下流中の窒素酸化物(NOX )の除去のための注入式非触媒窒素酸化物除去プロセス制御システムであって、前記燃焼装置の煙道ガス下流中に取付けた少なくとも1本のインジェクトパイプを有するインジェクターと、還元剤、担体および煙道ガスへの少なくとも1追加ガスの混合物を噴射するためのインジェクトパイプに設けた少なくとも1本の噴射ノズルまたは少なくとも1個のインジェクト孔と、煙道ガスの静圧および動圧の間の差圧を測定するインジェクターに設けた圧力測定器と、前記少なくとも1本の噴射ノズルまたは少なくとも1個のインジェクト孔の近くの煙道ガスの温度を測定するため前記煙道ガスの温度に対応した温度信号を発生するインジェクターに設けた熱電対と、前記インジェクトパイプを通じて還元剤、担体および少なくとも1追加ガスの流量を制御して噴射ノズルまたはインジェクト孔から噴射するために前記インジェクトパイプに送る流量コントローラーと、前記圧力測定器で測定された差圧を差圧信号に変換するための変換器と、前記温度信号と前記差圧信号によって前記流量コントローラーを制御する制御手段と、よりなることを特徴とする注入式非触媒窒素酸化物除去プロセス制御システム。
IPC (2件):
B01D 53/34 129 ,  F23C 11/00 317
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-065217
  • 特開昭53-026766
  • 特開昭61-153124

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