特許
J-GLOBAL ID:200903053926759819

エレクトロクロミック素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-288291
公開番号(公開出願番号):特開平9-127558
出願日: 1995年11月07日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】固体電解質膜と還元発色膜との密着性とエージング性とを両立させ、かつエレクトロクロミック反応の応答性を向上させる。【解決手段】酸化発色膜4側の第1固体電解質膜5の充填率を、還元発色膜7側の第2固体電解質膜6の充填率より低くした。第1固体電解質膜5は水分を多く含むため酸化発色膜4のエージング性が向上するとともに応答性が向上し、第2固体電解質膜6は充填率が高いので還元発色膜7との密着性に優れる。
請求項(抜粋):
基板と、該基板表面に形成された第1電極膜と、該第1電極膜に積層された酸化発色膜及び還元発色膜の一方の第1発色膜と、該第1発色膜に積層された固体電解質膜と、該固体電解質膜に積層された酸化発色膜及び還元発色膜の他方の第2発色膜と、該第2発色膜に積層された第2電極膜とからなるエレクトロクロミック素子において、該固体電解質膜の充填率は該酸化発色膜に接する側より該還元発色膜に接する側の方が高いことを特徴とするエレクトロクロミック素子。

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