特許
J-GLOBAL ID:200903053930954308

車両のアンチスキッドブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-004258
公開番号(公開出願番号):特開平8-188139
出願日: 1995年01月13日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 本発明は車両のアンチスキッドブレーキ装置に関し、路面摩擦係数μの推測を迅速に行いアンチスキッド制御に即座に反映させることを目的とする。【構成】 アンチスキッド制御移行時に各車輪速度センサのうち最大及び最低の車輪速度センサを選択し(ステップ11)、スリップ率に相当する最大速度と最低速度との比Aを算出し(ステップ12)、この比が設定値A<SB>0 </SB>より大きいか否か判別する(ステップ14)。A>A<SB>0 </SB>と判別した場合はスリップがあったと判断し、最大速度を呈する車輪のセンサ信号より同車輪の減速度Bを算出し(ステップ18)、減速度B<第1の設定値B<SB>1 </SB>のときは路面μは小と判断し、B<第2の設定値B<SB>2</SB>(>B<SB>1</SB>)のときは路面μは中と判断し、減速度B≧B<SB>2 </SB>のときは路面μは大と判定し、ホイールシリンダの増圧速度を算出した路面μの小、中、大に応じて行う。
請求項(抜粋):
車輪のホイールシリンダの圧力を所期の特性に制御する手段を備えた車両のブレーキ制御装置において、各車輪の速度を検出する車輪速度センサと、検出される車輪速度のうちの最大速度と最小速度とを呈するセンサを選択する手段と、最大速度と最小速度との比を演算する速度比演算手段と、演算される速度比が設定値を超えたことを判定する速度比判定手段と、速度比が設定値を超えたと判定された場合に速度が最大の車輪の速度変化より車両の減速度を演算する減速度演算手段と、演算される減速度より路面の摩擦係数を推定する路面摩擦係数推定手段と、推定される路面摩擦係数よりホイールシリンダ圧力制御手段によって設定されるホイールシリンダの圧力を変更するホイールシリンダ圧力変更手段とから構成されることを特徴とする車両のアンチスキッドブレーキ装置。

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