特許
J-GLOBAL ID:200903053933261109

制御系への外乱抑制回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-056914
公開番号(公開出願番号):特開平8-255002
出願日: 1995年03月16日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】【目的】測定信号に異常が生じても、制御対象への外乱を確実に小さくする。【構成】PIコントローラ2は、通常の状態では自動モードが選択されており、減算器1で求めた測定信号と設定値との偏差に応じて制御演算を行ない、その演算に基づく操作指令信号を制御対象へ出力する。測定信号に異常が発生すると、PIコントローラ2から出力される操作指令信号も急激に変化するが、PIコントローラ2から変化率制限器12を介して出力される信号は緩やかな変化となる。その後、測定信号の異常検出信号が出力されると、フリップフロップ3がリセットされ、インバータ5からPIトラック信号Aが出力されてPIコントローラ2が手動モードに切換えられる。このとき変化率制限器12で変化率の制限された信号によりPIコントローラ2がトラッキングされる。これにより操作指令信号は、測定信号が急変する前の近傍位置に引き戻されて保持される。
請求項(抜粋):
制御対象からの測定信号を基に所望の演算を行ない操作指令信号を出力する制御器と、制御対象からの測定信号に異常がある場合に、所望の時間だけ前に出力した操作指令信号の値と同じ値の操作指令信号を制御器から出力させるトラッキング手段とを有する制御系への外乱抑制回路において、所望の時間だけ前に出力した操作指令信号からの値の変化率を一定の範囲に制限する変化率制限器を設けたことを特徴とする制御系への外乱抑制回路。
IPC (2件):
G05B 11/36 501 ,  G05B 9/02
FI (2件):
G05B 11/36 501 B ,  G05B 9/02 F
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭55-043647

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