特許
J-GLOBAL ID:200903053940168726

着陸スケジューリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-010486
公開番号(公開出願番号):特開平10-208200
出願日: 1997年01月23日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 並行滑走路へ進入機に対して、経路の交差を回避し、かつ効率的な着陸が行われる着陸スケジュールを作成する。【解決手段】 ILSグライドスロープへの進入点とこれに達する前の進入機の通過点である前置通過ポイントとの間での経路の2つの進入機間での交差を、安全間隔未満で到着する2つの進入機それぞれに割り当てられる進入点の左右関係と、進入機それぞれの前置通過ポイントの左右関係とに基づいて判定する。交差を生じる場合には、ファイナルフィックスを反転して交差を解消して安全間隔未満での並列進入を図り、滑走路を高密度に利用する。また反転によって交差が解消しない場合は、進入を遅延させ到着間隔を確保する処理を行う。また、飛行時間と駐機スポットまでの地上での燃料消費量とを重み付け加算等して求めた着陸評価値に基づいてスケジュールの最適化を図る。
請求項(抜粋):
それぞれ降下路を設定される並行配置された複数本の滑走路のいずれかに航空機を進入・着陸させる着陸計画を作成する着陸スケジューリング装置であって、先行して到着する前記航空機である先行航空機と、これに続き到着する前記航空機である後続航空機との予想到着間隔を算定する到着間隔算定部と、前記各航空機ごとに、前記降下路への進入ポイントに到達前の飛行経路上に前置通過ポイントを設定する通過点設定部と、前記先行航空機の前記前置通過ポイントと当該先行航空機に割り当てられた前記進入ポイントとを結ぶ先行航空機予定経路と、前記後続航空機の前記前置通過ポイントと当該後続航空機に割り当てられる前記進入ポイントとを結ぶ後続航空機予定経路とが交差するか否かを予め判定する交差判定部と、前記予想到着間隔が所定の安全間隔以上、または前記交差判定部の交差判定結果が非交差であるように、前記先行航空機と前記後続航空機をそれぞれ前記滑走路へ進入させる前記着陸計画を作成する計画部と、を含むことを特徴とする着陸スケジューリング装置。
IPC (3件):
G08G 5/02 ,  G01S 13/91 ,  G08G 5/04
FI (3件):
G08G 5/02 A ,  G08G 5/04 A ,  G01S 13/91 P

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