特許
J-GLOBAL ID:200903053942843528

既設の柱梁架構の耐震補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-343650
公開番号(公開出願番号):特開平10-184031
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】後施工アンカーを使用せずに、既設の柱梁架構の耐震補強が可能な耐震補強方法を提供することを課題とするものである。【解決手段】既設の柱梁架構の柱1,2柱面の一部に対し当該柱面から突出するように断面凸状の鋼板8を当接し且つ上記柱面と上記鋼板8外面に沿って炭素繊維シート10を接着しながら巻き付けることで当該鋼板8を柱1,2に固定すると共に、上記柱面と鋼板8内面との間の空間にコンクリートを充填し、且つ、上記鋼板8外面にブレース斜材6の端部を接合する。
請求項(抜粋):
鉄筋コンクリート又は鉄骨鉄筋コンクリート造からなる既設の柱梁架構にブレースを設置して補強する耐震補強方法において、柱面の一部に対し、少なくともブレースを取り付ける部分が当該柱面から突出するような断面凸状に成形された鋼板を当接し、且つ上記柱面及び上記鋼板外面に沿って高強度繊維シートを接着しながら巻き付けることで当該鋼板を柱に固定すると共に、上記柱面と鋼板内面との間の空間にコンクリートを充填し、且つ、上記鋼板外面にブレースの端部を取り付けることを特徴とする既設の柱梁架構の耐震補強方法。

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