特許
J-GLOBAL ID:200903053943654389

縁かがり縫いミシンの空環返し縫い装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川北 武長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-305555
公開番号(公開出願番号):特開平6-154457
出願日: 1992年11月16日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 縫製不良をなくし、風合の良好なバックタック縫製が可能な縁かがり縫いミシンの空環返し縫い装置を提供する。【構成】 空環切り装置1と、縫い終わりの空環の長さを調整するカウンタ装置と、押え金6と、前エアノズル9と、空環吸引装置7と、空環押えシリンダ21と、第1および第2空環吸込管駆動用エアシリンダ23および31ならびにこれらを連結する連結軸32と、連結軸32に設けられた空環吸込管の停止位置を調節する位置調節ボルト33と、一定速カウンタ装置とベンチュリー装置17および20と、エア吹き返しバルブ19およびこれを司るエア吹き返しソレノイド18とを有する縁かがり縫いミシンの空環返し縫い装置において、押え金6を押え本体36と、その後端部に固定された空環押え37および中央部に固定された押え爪28とで構成し、押え爪28の裏面に空環26をガイドする溝28bを、上面に空環ガイド部28aを設けたこと。
請求項(抜粋):
空環を、次順位の生地の適正位置に縫い込む縁かがり縫いミシンに設けられた空環切り装置と、縫い終わりの空環長さを調整するカウンタ装置と、空環を縫い位置へ導いて安定させるガイド部を有する押え金と、該押え金の上部に設けられ、空環縫い込み長さを定める前エアノズルと、前記空環切り装置で所定の長さに切断された空環を吸引する空環吸込管と、該空環吸込管に吸引された空環を押圧・固定する空環押え片を備えた空環押えシリンダと、ミシン停止信号により、前記空環吸込管を揺動させ、針落ちに対して前進または後退させる第1空環吸込管駆動用エアシリンダと、前記空環吸込管の前進、後退位置の中間位置を設定する第2空環吸込管駆動用エアシリンダと、該第1空環吸込管駆動用エアシリンダと第2空環吸込管駆動用エアシリンダを連結する連結軸と、該連結軸に設けられ、前記空環吸込管の停止位置を調節する位置調節ボルトと、縫製運針数とミシンの回転を定め、空環縫い込み縫製終了後、前記空環押え片の押圧を解除する一定速カウンタ装置と、前記空環切り装置および空環吸込管にそれぞれ連結されたチューブ内のエア圧力を正圧から負圧に変換する二つのベンチュリー装置と、該ベンチュリー装置からのエアの流通経路を遮断し、エアを前記空環切り装置へ逆流させるエア吹き返しバルブと、該エア吹き返しバルブの開閉を司るエア吹き返しソレノイドとを有する縁かがり縫いミシンの空環返し縫い装置において、前記押え金が、押え本体に固定された押え爪を有し、該押え爪の裏面に空環を縫い位置で安定させる溝を設けるとともに、表面に空環を前記裏面の溝に案内するガイド部を設けたことを特徴とする縁かがり縫いミシンの空環返し縫い装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-275395

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