特許
J-GLOBAL ID:200903053945932726

雨水流入量予測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-175451
公開番号(公開出願番号):特開平5-017975
出願日: 1991年07月16日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】本発明は、雨水レーダの狭域性を生かした降雨分布をRRL法の等到達時間域内降雨量として反映させて雨水流入量の予測精度の向上を図る。【構成】レーダ送受信装置2で受信した電力をメッシュ雨量データ変換装置3によりメッシュ形状の雨量分布に変換すると共に、観測した水位あるいは流量から求められた下水幹線あるいは枝管の雨水の流下速度を等到達時間曲線作成装置6に与えて対象流域内の流量算定点までの流達時間が所定の流入量演算周期になるような等到達時間曲線を作成し、これら等到達時間曲線とメッシュ雨量データとを面積降雨量算定装置4に与えて等到達時間域に対し、メッシュ雨量データの面積配分を行なって等到達時間域内面積降雨量の算定を行ない、この面積降雨量を流出解析装置5に与えて過去の降雨履歴と重合せ、流入量演算周期に対応したを各時刻における流入量を算定し、これを表示装置8に表示する。
請求項(抜粋):
雨水排水を目的とする下水道ポンプ運転に対し、レーダ雨量計による流域の降雨分布を考慮した雨水流出解析法による雨水流入量の予測支援を行なう装置において、レーダ空中線から電波を発射して雨滴で反射されてくる電波を電力として受信するレーダ送受信手段と、このレーダ送受信手段で受信した電力をメッシュ形状の雨量分布に変換するメッシュ雨量データ変換手段と、観測した水位あるいは流量から下水幹線あるいは枝管の雨水の流下速度を演算する流速演算手段と、この流速演算手段で演算した流速に基づいて対象流域内の流量算定点までの流達時間が所定の流入量演算周期になるような等到達時間曲線を作成する等到達時間曲線作成手段と、この等到達時間曲線作成手段で得られた等到達時間域に対し、前記メッシュ雨量データ変換手段で得られたメッシュ雨量データの面積配分を行なって等到達時間域内面積降雨量の算定を行なう面積降雨量算定手段と、この面積降雨量算定手段で得られた面積降雨量を用いて過去の降雨履歴を重合せて流入量演算周期に対応した各時刻における流入量を算定する流出解析手段と、この流出解析手段で算定された各時刻における雨水流入量の時間変化を表示する流入予測表示手段とを備えたことを特徴とする雨水流入量予測装置。
IPC (2件):
E03B 1/00 ,  G05B 17/02

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