特許
J-GLOBAL ID:200903053946757685

光ファイバケーブルの浸水個所検出方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高野 明近 ,  岩野 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-197081
公開番号(公開出願番号):特開2004-037358
出願日: 2002年07月05日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】光ファイバの損傷原因の一つである光ファイバケーブルへの浸水個所を検出する。【解決手段】光ファイバにおける後方散乱光の1つであるラマン散乱光を利用する。被診断光ファイバにパルス光を入射し、ラマン散乱光を検出すると共にパルスの入射タイミングと散乱光の検出タイミングの差を検出する。この差から光ファイバの診断位置を検知することができる。また、ストークス散乱光と反ストークス散乱光の強度比から光ファイバの温度分布を検知することができる。これにより、光ファイバの長さ方向の温度分布を検知できる。この温度分布を連続して検知することにより光ファイバの長さ方向における経時温度変化の分布を検知することができる。光ファイバケーブルに浸水個所がある場合、その個所は非浸水個所に比較して比熱が大になり、温度変化が遅くなるか、または温度の変化幅もしくは変化速度が小さくなり、浸水を検出することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
被診断光ファイバにパルス光を入射し、後方散乱光を検出すると共に該後方散乱光の検出タイミングと前記パルス光の入射タイミングとの時間差から前記光ファイバの長さ方向の位置を検知し、前記後方散乱光に含まれるラマン散乱光のストークス光と反ストークス光との検出強度の比から前記位置の温度を検知することにより前記光ファイバの長さ方向の温度分布を検知し、前記被診断光ファイバ周囲の環境温度の変化に伴う前記温度分布を連続して検知することにより前記被診断光ファイバの経時温度変化の長さ方向の分布を演算し、経時温度変化が近接個所に比して遅い区域を浸水個所と判定する光ファイバケーブルの浸水個所検出方法。
IPC (5件):
G01M3/38 ,  G01K11/12 ,  G01M11/00 ,  G02B6/02 ,  G02B6/44
FI (5件):
G01M3/38 G ,  G01K11/12 F ,  G01M11/00 U ,  G02B6/02 A ,  G02B6/44 361
Fターム (28件):
2F056VF02 ,  2G043AA03 ,  2G043EA03 ,  2G043GA01 ,  2G043GA08 ,  2G043GB01 ,  2G043GB21 ,  2G043HA05 ,  2G043KA08 ,  2G043KA09 ,  2G043LA01 ,  2G067AA23 ,  2G067BB15 ,  2G067CC02 ,  2G067DD08 ,  2G086DD03 ,  2H001BB07 ,  2H001BB16 ,  2H001DD04 ,  2H001DD06 ,  2H001DD09 ,  2H001DD10 ,  2H001KK02 ,  2H001KK06 ,  2H001KK12 ,  2H001KK17 ,  2H050AB03Z ,  2H050AD06

前のページに戻る