特許
J-GLOBAL ID:200903053948875510

ゴム変性スチレン系樹脂の連続的製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-146254
公開番号(公開出願番号):特開平7-330840
出願日: 1994年06月28日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【構成】 2基以上の反応槽から成る連続的重合装置を用いて、連続塊状および/または溶液重合法によりゴム状重合体の存在下、スチレン系単量体およびアクリロニトリル系単量体等よりゴム変性スチレン系樹脂の製造する方法において、(1)第1反応槽に重合原料を供給し、ゴム状重合体が実質的に分散相に転移しない状態において該単量体の重合を行う第1工程と、第2反応槽以降に重合原料を追加し、該単量体の重合を継続して行いゴム状重合体を分散相に転移させる第2工程からなり、(2)追加原料の第1工程で使用する原料に対する割合を10〜220重量%の範囲にすることを特徴とするゴム変性スチレン系樹脂の連続的製造方法。【効果】 耐衝撃性と表面光沢の大幅に向上したゴム変性スチレン系樹脂を製造することができる。
請求項(抜粋):
2基以上の反応槽から成る連続的重合装置を用いて、連続塊状および/または溶液重合法によりゴム状重合体の存在下、スチレン系単量体およびアクリロニトリル系単量体、またはスチレン系単量体、アクリロニトリル系単量体およびこれらの単量体と共重合可能な不飽和化合物単量体(これらの単量体の全てを単に単量体とする)を重合し、スチレン-アクリロニトリル系共重合体が連続相を、ゴム状重合体粒子が分散相を形成する、上記ゴム状重合体、単量体、さらに必要により添加される不活性有機溶媒を主たる重合原料とするゴム変性スチレン系樹脂の製造方法において、(1)第1反応槽に重合原料を供給し(以下第1重合原料とする)、ゴム状重合体が実質的に分散相に転移しない状態において該単量体の重合を行う第1工程と、第2反応槽以降に重合原料を追加し(以下第2重合原料とする)該単量体の重合を継続して行いゴム状重合体を分散相に転移させる第2工程からなり、(2)第2重合原料の第1重合原料に対する割合を10〜220重量%の範囲にすることを特徴とするゴム変性スチレン系樹脂の連続的製造方法。
IPC (2件):
C08F279/02 MQP ,  C08F287/00 MQX
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-366116
  • 特開平4-255705
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-366116
  • 特開平4-255705

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