特許
J-GLOBAL ID:200903053949501975
ディーゼル機関の燃料噴射装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-191096
公開番号(公開出願番号):特開平6-033812
出願日: 1992年07月17日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 低温始動時にはプレ噴射と主噴射からなるスプリット噴射を行うディーゼル機関において、主噴射前にプレ噴射による火種が消えない様にする。【構成】 スプリット噴射モードが設定される低温クランキング状態では(S230=YES)、目標噴射量TQの1/4 に相当するプレ噴射と、3/4 に相当する主噴射の通電期間TQp,TQmを求める(S270,S280)。プレ噴射はBTDC15°CAと同期して実行される(S285)。次に、直前 120°CAの圧縮行程における平均回転数NE120Pを算出し、基準回転数NEA と比較する(S290,S300)。基準回転数NEA は、プレ噴射によって形成される火種の有効持続時間によって決定されている。NE120P<NEA の場合には、直前のプレ噴射から所定時間Tsが経過する前にTDCに至らない場合には、2回目のプレ噴射を実施する(S320〜S340)。このプレ噴射回数の増加によって火種が持続する。
請求項(抜粋):
ディーゼル機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、該検出される運転状態に基づいて必要な燃料噴射量及び燃料噴射時期を含んだ燃料噴射条件を演算する燃料噴射条件演算手段と、該演算された燃料噴射条件に基づいて燃料噴射を行う燃料噴射手段とを備えるディーゼル機関の燃料噴射装置において、ディーゼル機関が所定の低温始動状態にあるか否かを判定する判定手段と、該判定手段によりディーゼル機関が所定の低温始動状態にあると判定された場合には、前記燃料噴射手段による燃料噴射として、主噴射と該主噴射前の1回以上のプレ噴射とに分けたスプリット噴射を実行させるスプリット噴射制御手段と、ディーゼル機関の圧縮行程における瞬時回転数を検出する瞬時回転数検出手段と、該瞬時回転数検出手段の検出した瞬時回転数に応じて、前記スプリット噴射制御手段におけるプレ噴射の回数を決定するプレ噴射回数決定手段とを備えることを特徴とするディーゼル機関の燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02D 41/06 375
, F02D 1/02 301
, F02D 41/40
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