特許
J-GLOBAL ID:200903053960612185

オレフィン重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-303055
公開番号(公開出願番号):特開平6-220121
出願日: 1993年12月02日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【構成】 特定のオレフィン重合用触媒の存在下に、オレフィンを(共)重合させてオレフィン重合体[I]を製造するとともに、この重合反応が行なわれる重合器とは異なる重合器において、上記触媒とは異なる、特定のオレフィン重合用触媒の存在下に、オレフィンを(共)重合させてオレフィン重合体[II]を製造し、次いで、得られたオレフィン重合体[I]とオレフィン重合体[II]とを1つの重合器に共存させて、さらにオレフィンを(共)重合させるオレフィン重合体の製造方法。【効果】 分子量分布が非常に広く、成形性に優れるとともに、機械的特性および透明性に優れた成形体を提供し得る立体規則性の優れたオレフィン重合体を高収率で製造することができる。また、得られるオレフィン重合体の分子量分布の調節が容易である。
請求項(抜粋):
[A]マグネシウム、チタン、ハロゲンおよび電子供与体を必須成分として含有する固体チタン触媒成分、[B]有機アルミニウム化合物触媒成分、および[C]下記の一般式[I]で表わされる電子供与体触媒成分R<SP>1</SP><SB>2</SB>Si(OR<SP>2</SP>)<SB>2</SB> ... [I](式中、R<SP>1</SP> は、Si に隣接する炭素が二級もしくは三級炭素であるアルキル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基またはアリール基であり、R<SP>2</SP> は炭化水素基である)から形成されるオレフィン重合用触媒の存在下に、オレフィンを重合もしくは共重合させてオレフィン重合体[I]を製造するとともに、この重合反応が行なわれる重合器とは異なる重合器において、[A]マグネシウム、チタン、ハロゲンおよび電子供与体を必須成分として含有する固体チタン触媒成分、[B]有機アルミニウム化合物触媒成分、および[D]下記の一般式[II]で表わされる電子供与体触媒成分R<SP>1</SP><SB>n</SB>Si(OR<SP>2</SP>)<SB>4-n</SB> ... [II](式中、nは0<n<4であり、nが2のとき、R<SP>1</SP> の一つはSi に隣接する炭素が一級炭素であるアルキル基またはアルケニル基であり、他のR<SP>1</SP> はSi に隣接する炭素が一級炭素であるアラルキル基であり、また、0<n<2あるいは2<n<4のとき、R<SP>1</SP> はSi に隣接する炭素が一級炭素であるアルキル基またはアルケニル基であり、R<SP>2</SP> は炭化水素基である)から形成されるオレフィン重合用触媒の存在下に、オレフィンを重合もしくは共重合させてオレフィン重合体[II]を製造し、次いで、得られたオレフィン重合体[I]とオレフィン重合体[II]とを1つの重合器に共存させて、さらにオレフィンを重合もしくは共重合させることを特徴とするオレフィン重合体の製造方法。
IPC (2件):
C08F 4/658 MFG ,  C08F 10/00
引用特許:
出願人引用 (7件)
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