特許
J-GLOBAL ID:200903053965240200
動き補償フレーム間サブバンド符号化方式
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
秋田 収喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-001451
公開番号(公開出願番号):特開平6-217291
出願日: 1992年01月08日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 動き補償フレーム間予測と多段サブバンド分割フィルタが組み合わされたハイブリッド符号化方式において、動き補償ブロック境界での不連続によるサブバンド符号化効率の劣化を除去し、かつ、サブサンプルを行わない画像サイズに対して検出される動きベクトルの精度を維持する動き補償サブバンドフィルタ出力を得る。【構成】 多段サブバンド分割のうち、第1段の帯域分割時に動き補償予測を行いながらサブバンド分割に必要なフィルタ処理を実行し、第2段目以降では通常のフィルタリングによる分割を繰り返すことにより、周波数領域のデータにおいてフレーム間予測あるいはフレーム内符号化を行うので、画素精度の高い動き補償フレーム間サブバンド符号化方式が実現できる。
請求項(抜粋):
入力されたディジタル画像信号系列の時間的冗長度を動き補償フレーム間予測を用いて抑圧し、空間的冗長度をウェーブレット変換などの多段フィルタバンクにより抑圧する動画像の高能率符号化方式において、入力画像をK×K画素のブロックに分割し、フレームメモリに蓄えられた当該符号化画像と入力画像間で、フレーム間予測の対象である2画面間の動き量をブロック毎に検出し、あるいは予め原画像間でブロック毎の動き量を検出しておき、フレームメモリ中の当該符号化画像に対してブロック毎に動き量に相当する位置だけずらせた位置を開始点として第1段目の帯域分割フィルタリングを行うことにより動き補償された位置を基にしたフィルタ出力係数を求め、第2段目以降の帯域分割は前記得られた第1段目のフィルタ出力に対して動き量やブロックに関係なく帯域分割を行い、最終的に得られたフィルタ出力係数を周波数領域でのフレーム間予測フィルタ係数とし、一方、入力画像はブロックや動き量に関係なく通常の多段の帯域分割を行いフィルタ出力係数を得て、この係数からフレーム間予測フィルタ係数を減算することによりフレーム間差分係数を求め、得られたフレーム間差分係数を量子化、符号化伝送することを特徴とする動き補償フレーム間サブバンド符号化方式。
IPC (3件):
H04N 7/137
, G06F 15/66 330
, H04N 7/133
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