特許
J-GLOBAL ID:200903053969840423

液化天然ガス気化発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-099175
公開番号(公開出願番号):特開平10-288047
出願日: 1997年04月16日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 航空転用のガスタービンを用い、海水を用いることなく、LNG気化発電システムの効率を向上する。【解決手段】 ガス発生機13の圧縮機吐出空気中へ、水蒸気を噴射し、ボイラ5からの排ガスを、排ガス冷却器8で水と直接接触させて排熱回収と水の回収を行い、この水を循環してHFC系混合フロンの冷媒ランキンサイクル装置6におけるフロン蒸発器である第1熱交換器9でフロンを蒸発させるとともに、第2熱交換器10でLNG気化の熱源として用いる。特に本発明では、冷媒は、圧縮機16,17に吸気される空気を冷却する吸気冷却器11に導かれ、これによってガスタービンへの吸気空気の温度をほぼ一定にするとともに、熱効率の向上を図ることができるようになる。
請求項(抜粋):
(a)ガスタービン装置であって、空気の圧縮機と、圧縮機からの空気によって燃料を燃焼する燃焼器と、燃焼器からのガスが供給され、圧縮機を駆動するタービンと、タービンからのガスが供給され、発電機を駆動する出力タービンとを有し、燃焼器入口から出力タービン入口までの間に水蒸気が供給されるガスタービン装置と、(b)出力タービンからの排ガスの排熱回収をして水蒸気を発生し、ガスタービン装置に供給するボイラと、(c)冷媒ランキンサイクル装置であって、圧縮機に吸気される空気を冷却する吸気冷却器と、液化天然ガスによって冷媒を凝縮して吸気冷却器に導く冷媒凝縮器とを有し吸気冷却器と冷媒凝縮器とに冷媒を循環する冷媒ランキンサイクル装置とを含むことを特徴とする液化天然ガス気化発電装置。
IPC (4件):
F02C 6/18 ,  F01K 25/10 ,  F02C 7/143 ,  F02C 7/224
FI (4件):
F02C 6/18 A ,  F01K 25/10 A ,  F02C 7/143 ,  F02C 7/224

前のページに戻る