特許
J-GLOBAL ID:200903053976493747

流体伝動装置のスリップ制限制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-060337
公開番号(公開出願番号):特開平5-263918
出願日: 1992年03月17日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 流体伝動装置のスリップ制限に適応制御を用いて運転状態の変化等にかかわらず常時、トレードオフの関係にある運転性と燃費との両立を実現する。【構成】 トルク変動、回転変動、スリップを含む評価関数【外1】に重み付け行列【外2】を乗じて新たな評価関数【外3】を求め、これに基づき適応制御コントローラは外3を最小にするような制御定数を決定する。適応制御コントローラはこの制御定数を用いて制御入力に対応した制御出力を発し、スリップを運転状態の変化にかかわらず常時、上記の重みの基で適切に制御して、運転性と燃費との両立を実現する。
請求項(抜粋):
入力要素によりかき回された内部作動流体で該入力要素から出力要素への動力伝達を行い、ロックアップクラッチの適宜結合により前記入出力要素間のスリップを制限可能な流体伝動装置において、前記入力要素に係わる回転の力及び速度の少なくとも一方のばらつきを表す量を検出する入力モニタ手段と、前記出力要素に係わる回転の力及び速度の少なくとも一方のばらつきを表す量を検出する出力モニタ手段と、前記入出力要素間の相対回転を検出するスリップ検出手段と、これら3手段の検出値を含む評価関数に基づいて適応制御定数を求める制御定数演算手段と、この制御定数によって、前記入力要素に係わる回転の力及び速度の少なくとも一方のばらつきを表す量、前記出力要素に係わる回転の力及び速度の少なくとも一方のばらつきを表す量、及び前記入出力要素間の相対回転が一定の範囲内に収まるよう前記ロックアップクラッチの結合力を適応制御する適応制御コントローラとを設けてなることを特徴とする流体伝動装置のスリップ制限制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-143267
  • 特開昭63-246546
  • 特開平3-103665

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