特許
J-GLOBAL ID:200903053976833211

硬質銅箔の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-052242
公開番号(公開出願番号):特開平10-230303
出願日: 1997年02月19日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 自然軟化しにくい硬質銅箔の製造方法を提供する。【解決手段】 この方法は、冷間圧延を繰り返し施す工程で、箔地の厚さが10Tf〜2Tfとなった任意の時点で、この箔地に中間焼鈍を施すものである。なお、Tfは得られる硬質銅箔の厚さを示している。銅箔地に冷間圧延を施すと、箔地の厚さが減少すると共に加工硬化し、引張強さが向上し伸び率は低下する。従って、冷間圧延による加工度が高くなるほど、加工硬化が進み、引張強さは向上し伸び率が低下する。しかし、加工度が一定の値を超えると、引張強さの向上と伸び率の低下の程度が小さくなり、飽和状態となる。一方、加工度が高くなると、得られる硬質銅箔が自然軟化しやすくなる。この発明は、特定の段階で中間焼鈍を施すことによって、加工度を一定の範囲に設定し、もって十分満足のゆく引張強さ及び伸び率を持つと共に、自然軟化しにくい硬質銅箔を得るものである。
請求項(抜粋):
厚さTiの銅箔地に冷間圧延を繰り返し施して、箔地の厚さを減少させると共に箔地に加工硬化を起こさせて、厚さTfの硬質銅箔を製造する方法において、前記冷間圧延を繰り返し施す工程で、箔地の厚さが10Tf〜2Tfとなった任意の時点で、該箔地に中間焼鈍を施すことを特徴とする硬質銅箔の製造方法。
IPC (7件):
B21B 1/40 ,  C22F 1/08 ,  C22F 1/00 622 ,  C22F 1/00 685 ,  C22F 1/00 686 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00 694
FI (7件):
B21B 1/40 ,  C22F 1/08 A ,  C22F 1/00 622 ,  C22F 1/00 685 Z ,  C22F 1/00 686 Z ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 694 A

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