特許
J-GLOBAL ID:200903053977629685

オーステナイト系ステンレス鋼製素材の円筒部のしごき法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-252949
公開番号(公開出願番号):特開平5-057361
出願日: 1991年09月04日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 オーステナイト系ステンレス鋼から成る素材の円筒部を高い径寸法精度が実現されるように軸方向にしごいて薄肉化するしごき法を提供する。【構成】 オーステナイト系ステンレス鋼から成る素材の円筒部については、しごき成形による板厚減少率を増加させると径寸法ばらつき値が下に凸の曲線を描いて変化する性質(板厚減少率が35〜45%のときに径寸法ばらつき値が最小となる性質)があることを発見した。この発見に基づき、オーステナイト系ステンレス鋼から成る板状の素材を絞り成形することによって円筒部を形成し、その円筒部に対して1回目のしごき成形を板厚減少率を16〜30%として行い、2回目のしごき成形を35〜45%として行う。絞り成形による板厚等の軸方向不均一が1回目のしごき成形により除去され、2回目のしごき成形により径寸法ばらつき値が20μm程度に向上させられる。
請求項(抜粋):
円筒部を有してオーテナイト系ステンレス鋼から成る素材の円筒部を軸方向にしごいて薄肉化するしごき成形を、1回のしごきによる円筒部の板厚減少率を35〜45%として行うことを特徴とするオーステナイト系ステンレス鋼製素材の円筒部のしごき法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭50-137861
  • 特公昭64-001528

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