特許
J-GLOBAL ID:200903053984259060

超弾性皿ばねおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 茂夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-323212
公開番号(公開出願番号):特開平7-153514
出願日: 1993年11月29日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】 ボルト等のねじを使用した接続の際に用いる皿ばねを、超弾性合金として、使用時に生じる緩みを防止すると共に、皿ばねの使用できる温度範囲を広げたこと。【構成】 皿ばねの材質がNi-Ti合金およびNi-Ti系合金で超弾性効果を付与せしめた材料であって、皿形状H/h=0.1〜1.5(H=皿ばね高さ、h=皿ばね板厚み)の皿ばねであり、かつ皿ばねの特性が常温でX軸にたわみ、Y軸に荷重をとるばね試験において、最大たわみ量の75%のたわみにおける負荷側の荷重P1 、除荷側の荷重P2 の比が、P2 /P1 =0.35以上の特性を有する超弾性皿ばねおよび前記の合金を熱間加工後、最終加工率を15〜30%として冷間加工を施して板とし、皿ばね形状に成形し、これに260〜350°Cで0.1〜4時間の熱処理を施す。
請求項(抜粋):
皿ばねの材質が、Ni50.7〜51.2at%残部TiからなるNi-Ti合金、および該合金のNiまたは/およびTiの一部をV、Cr、Fe、Co、Nbのいずれか1種または2種以上を合計で0.01〜5.0at%、Cuを0.01〜10.0at%の範囲で置換してなるNi-Ti系合金で、超弾性効果を付与せしめた材料であって、皿形状H/h=0.1〜1.5(H=皿ばね高さ、h=皿ばね板厚み)の皿ばねであり、かつ皿ばねの特性が常温でX軸にたわみ、Y軸に荷重をとるばね試験において、最大たわみ量の75%のたわみにおける負荷側の荷重P1 、除荷側の荷重P2 の比が、P2 /P1 =0.35以上の特性を有することを特徴とする超弾性皿ばね。
IPC (6件):
H01R 9/18 ,  C22C 19/03 ,  C22F 1/10 ,  F16B 39/24 ,  H01R 43/16 ,  C22K 1:00
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平1-093611
  • 特開平4-041640
  • 特開平3-268749
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