特許

J-GLOBAL ID：200903053985281981

新規化合物及びそれを用いた液晶組成物

発明者： 竹原 貞夫 ,  高津 晴義 ,  小川 真治 ,  大澤 政志
出願人/特許権者： 大日本インキ化学工業株式会社
代理人 (1件)： 高橋 勝利
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-309010
公開番号（公開出願番号）：特開平9-143108
出願日： 1995年11月28日
公開日（公表日）： 1997年06月03日
要約：

【要約】【構成】 一般式(I)【化1】(R1:C1〜12のアルキル、m:1、2又は3、n:0、1又は2、但しm+n:2又は3、X及びY:それぞれ独立的にH又はF、Z:F、Cl、CN、R2、OR2、OCN、CF3、OCF3、OCF2H、R2:C1〜12のアルキル、C2〜12のアルケニル)で表わされる新規化合物及びこれを含有する液晶組成物。【効果】 この化合物は、工業的にも容易に製造でき、化学的にも極めて安定であり、対応する連結基としてエタン結合を有する化合物と比較して、その溶解性が非常に改善されている。しかも、屈折率異方性や閾値電圧が大きく低減されるなど、その電気光学的特性において優れた特徴を示す。更に、複数のフッ素原子を含有し、且つシアノ基を含まない化合物では、低い駆動電圧に加えて高い比抵抗と電圧保持率が得られるのでアクティブマトリックス駆動用としても好適である。従って、実用的液晶表示用材料として有用である。

請求項（抜粋）：

一般式(I)【化1】(式中、R1は炭素原子数1〜12のアルキル基を表わし、mは1、2又は3の整数を表わし、nは0、1又は2の整数を表わすが、m+nは2又は3であり、X及びYはそれぞれ独立的に水素原子又はフッ素原子を表わし、Zはフッ素原子、塩素原子、シアノ基、-R2、-OR2、-OCN、-CF3、-OCF3、-OCF2H又は-OCH2CF3を表わし、R2は炭素原子数1〜12のアルキル基又は炭素原子数2〜12のアルケニル基を表わし、シクロヘキサン環はトランス配置である。)で表わされる化合物。

IPC (6件)：

C07C 25/18 ,  C07C 22/08 ,  C07C 43/225 ,  C07C255/50 ,  C07C261/02 ,  C09K 19/30

FI (6件)：

C07C 25/18 ,  C07C 22/08 ,  C07C 43/225 C ,  C07C255/50 ,  C07C261/02 ,  C09K 19/30