特許
J-GLOBAL ID:200903053988800572
圧力リング
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-072433
公開番号(公開出願番号):特開平6-281006
出願日: 1993年03月30日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 特殊合い口構造の圧力リングが有する優れた気密特性を、シリンダ内壁の摩耗時も維持し、耐折損性が向上して充分な耐久性を有する圧力リングを提供する。【構成】 圧力リングRは、一方の合い口端部11に外周面および一方側面から周方向に延びる凸部12を設け、他方の合い口端部1に凸部に係合する切欠凹部2を設けて構成される。そして、凸部のリングの周方向の断面形状は矩形をなし、リングの半径方向の断面形状は台形または刀の刃先形をなし、切欠凹部の受け面は、凸部の補形をなしている。このように凸部と切欠凹部を形成すると凸部が折損することがない。
請求項(抜粋):
内燃機関用ピストンリングであって、一方の合い口端部におけるシリンダ内壁側の隅部に切欠凹部を設け、前記切欠凹部に収容される凸部を他方の合い口端部に設け、前記切欠凹部の合い口端面がなす受け面と前記凸部の合い口端面がなす合せ面とを対向させるようにした圧力リングにおいて、前記凸部におけるリングの半径方向の断面形状は台形をなし、この台形のシリンダ壁側の辺はシリンダ壁に沿って伸び、前記台形のリングの半径方向内側の一辺は、該台形の底辺のリング半径方向内側端からシリンダ内壁面に向かい傾斜し、前記切欠凹部は、前記凸部の補形をなすことを特徴とする圧力リング。
IPC (2件):
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