特許
J-GLOBAL ID:200903054016011906

ノード選択方法、ノード選択装置及びノード選択プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-007194
公開番号(公開出願番号):特開2007-189585
出願日: 2006年01月16日
公開日(公表日): 2007年07月26日
要約:
【課題】分散システムを構成する各ホストにホスト数が知らされている場合に、ネットワークの形状によらず、また、予め相関関係を持つ量子ビットを各ホスト間で共有することなく、ホスト数nに対し、高々nに比例する時間内に確率1で高速にリーダを決定する。【解決手段】分散システムの各ホストが、自身がリーダ候補であった場合に、リーダ候補であること及びリーダ候補ではないことに対応する2値の重ね合わせにより、所定の確率で自身を次のリーダ候補としたときの全ての結果を示す量子ビットを生成するとともに、当該量子ビットを他のホストと交換してリーダ候補の数を示す量子ビット列を生成する処理を、成功確率が所定以上となる回数繰り返し、生成した重ね合わせ状態の量子ビット及びリーダ候補の数を示す量子ビット列に、成功確率が1となるよう量子的に増幅する演算を実行して、1つのホストをリーダとして選出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
量子計算能力を持つ複数のノードが、量子ビットを送受信する量子通信路により接続されている分散システムにおいて、 前記ノードの各々が、自身がリーダ候補である場合に、リーダ候補であること及びリーダ候補ではないことに対応する2値の重ね合わせにより、所定の確率で自身を次のリーダ候補としたときの全ての結果を示す量子ビットを生成するとともに、当該量子ビットを前記量子通信路により他のノードと交換してリーダ候補の数を示す量子ビット列を生成する処理を、リーダ候補が1つだけとなる成功確率が所定以上となる回数繰り返し、 生成した重ね合わせ状態の前記量子ビット及びリーダ候補の数を示す前記量子ビット列に、成功確率が1となるよう量子的に増幅する演算を実行して、前記分散システム内の1つのノードをリーダとして選出する、 ことを特徴とするノード選択方法。
IPC (1件):
H04L 12/28
FI (1件):
H04L12/28 200A
Fターム (3件):
5K033BA04 ,  5K033CB09 ,  5K033EC03
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る