特許
J-GLOBAL ID:200903054017854575

高圧噴射式エンジンの燃料循環系制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-254677
公開番号(公開出願番号):特開平6-101588
出願日: 1992年09月24日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 燃料温度を適切に保ちインジェクタからの噴霧状態を良好にして、燃費、排気エミッション、及び走行性を改善する。【構成】 インジェクタへ供給する燃料温度TF を検出し、この燃料温度TFと流路切換温度TFSとを比較し、TF<TFSの場合、リターン燃料をエンジンルームに配設したサブ燃料タンクに帰還させる。燃料がエンジン本体などからの輻射熱により暖められるため、燃料温度の上昇が早く、短時間で良好な噴霧性状を得ることができる。また、TF≧TFS の場合には、リターン燃料を通常のメイン燃料タンクへ帰還させる。リターン燃料がメイン燃料タンクへ帰還される間に冷却されるためベーパあるいはパーコレーションの発生を防止することができる。
請求項(抜粋):
燃焼室へ燃料を直接噴射する高圧噴射式エンジンにおいて、燃料温度と予め設定した流路切換温度とを比較する手順と、燃料温度が上記流路切換温度未満の場合、リターン燃料をバイパス通路を介してエンジンルームに配設したサブ燃料タンクへ帰還させる手順と、燃料温度が上記流路切換温度以上の場合、リターン燃料をリターン通路を介してメイン燃料タンクへ帰還させる手順とを備えることを特徴とする高圧噴射式エンジンの燃料循環系制御方法。
IPC (2件):
F02M 37/00 ,  F02M 53/00

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