特許
J-GLOBAL ID:200903054026306289

ATM交換機および輻輳制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-325066
公開番号(公開出願番号):特開平10-164091
出願日: 1996年12月05日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【解決手段】 輻輳検出回路125は回線毎の出力FIFOバッファメモリ123の蓄積状況を監視し、自装置輻輳状態13をパケットレベル廃棄制御部126に通知する。制御部126はセルバッファ122内のセル輻輳情報を上流輻輳情報として抽出する。ATM交換機B202上流に輻輳交換機が存在する時、積極的に廃棄を実行するか否かを入力回線毎に廃棄優先度変更情報として保持する。パケット先頭セルが到着すると制御部126は自装置輻輳状態13が“重輻輳”表示時に“廃棄”と判定するが、上流輻輳情報がONかつパケットの入力回線に対応する廃棄優先度変更情報がONの時、“軽輻輳”表示時にも“廃棄”と判定する。【効果】 パケットレベル廃棄機能未サポートの輻輳ATM交換機が送出するセル欠落可能性の高いパケットを、廃棄機能未サポートの輻輳のないATM交換機または廃棄機能を持つATM交換機が送出するセル欠落可能性の低いパケットより下流の廃棄機能を持つATM交換機で優先廃棄し、網の伝送帯域浪費を低減できる。
請求項(抜粋):
パケット単位にセル廃棄を行うATM交換機において、パケットの最終セル認識手段と、コネクション毎にパケットの最終セル到着状態を保存する最終セル到着状態保存手段と、セル受信側のATM交換機の輻輳をセルより検出する上流交換機輻輳検出手段と、ATM交換機内の輻輳を検出する自装置輻輳検出手段と、上記上流交換機輻輳検出手段によって検出されたセル受信側のATM交換機の輻輳情報が輻輳を表示している時、前記輻輳を通知したセルが構成するパケットを優先して廃棄するか否かを設定する廃棄優先度変更情報保存手段と、上記最終セル到着状態保存手段により保存された最終セル到着状態と上記上流交換機輻輳検出手段により検出された上流ATM交換機の輻輳状態と上記自装置輻輳検出手段により検出された輻輳情報と上記廃棄優先度変更情報保存手段の保存情報に基づきパケットレベル廃棄を実行するパケットレベル廃棄手段とを備えることを特徴とするATM交換機。
IPC (3件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00 ,  H04Q 11/04
FI (3件):
H04L 11/20 G ,  H04Q 3/00 ,  H04Q 11/04 T

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