特許
J-GLOBAL ID:200903054030685910

膨張弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-275720
公開番号(公開出願番号):特開平5-118467
出願日: 1991年10月23日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】 外気温に影響されず、常に正常な機能を発揮することができる膨張弁を提供する。【構成】 膨張弁本体6内の低圧冷媒通路17の上方に、断熱性に優れた合成樹脂性のカバー19を螺合固定し、カバー19内にベローズ22を配設する。ベローズ22は、その内部に圧力応答性を有するガスを封入している。そして、エバポレータ5から排出した低圧冷媒の温度をベローズ22に伝達させて、膨張オリフィス8の開度を調節する。ベローズ22は膨張弁本体6内に収容されるとともにカバー19に覆われているので外気温の影響を受けず前記の低圧冷媒の温度だけに対応して作用する。
請求項(抜粋):
膨張弁本体内に形成され、コンデンサと連通して同コンデンサにて凝縮した冷媒が導入される液冷媒通路と、前記膨張弁本体内に形成され、前記液冷媒通路に対して膨張オリフィスを介して連通し、同オリフィスにて断熱膨張された冷媒をエバポレータに供給する霧状冷媒通路と、前記膨張オリフィスの開閉量を調節する弁体と、前記膨張弁本体内に形成され、前記エバポレータを通過した冷媒が導入される低圧冷媒通路と、その低圧冷媒通路内に設けられた感温部材とその感温部材と接触した状態で前記膨張弁本体に設けられ、感温部材から伝達される温度変化によって膨張・収縮を行う感温室と、その感温室と前記弁体との間に介在され、感温室の膨張・収縮動作を前記弁体にその開閉量調節動作として伝達する伝達機構とよりなる膨張弁において、前記感温室を不活性ガスを充填したベローズにより構成したことを特徴とする膨張弁。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭55-163379

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