特許
J-GLOBAL ID:200903054035114775

内燃機関の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-361464
公開番号(公開出願番号):特開平6-200741
出願日: 1992年12月29日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 機関排気通路にNOX 吸収剤を配置して排気中のNOX を吸収すると共に、NOX 吸収剤に排気を流したまま還元剤をNOX 吸収剤に供給して吸収されたNOX の放出と還元浄化を行う排気浄化装置において、上記NOX の放出、還元を短時間で完了してNOX 吸収剤のNOX 吸収能力を回復させる。【構成】 エンジン10の排気通路12に上流側NOX 吸収剤1Aと下流側NOX 吸収剤1Bとを直列に配置する。上流側NOX 吸収剤1Aは下流側NOX 吸収剤1Bより小容量とする。再生時には還元剤供給装置3から上流側NOX 吸収剤1Aに過剰な量の還元剤を供給してリッチ雰囲気で上流側NOX 吸収剤1Aを再生する。上流側NOX 吸収剤1Aと下流側NOX 吸収剤1Bとの間には二次空気供給装置4から二次空気を供給し、下流側NOX 吸収剤1Bに流入する排気の空燃比を理論空燃比近傍に制御する。上流側NOX 吸収剤1Aはリッチ雰囲気下で再生されるため短時間でNOX 吸収能力を回復し、上流側NOX 吸収剤1Aで消費されなかった余剰の還元剤は下流側NOX 吸収剤1Bの再生に使用される。
請求項(抜粋):
少なくとも大部分の機関運転領域においてリーン空燃比の燃焼を行う内燃機関の排気通路に、流入排気の空燃比がリーンのときにNOX を吸収し、流入排気の酸素濃度が低下したときに吸収したNOX を放出するNOX 吸収剤を配置し、所定の運転条件下で前記NOX 吸収剤に流入する排気中に還元剤を供給して前記NOX 吸収剤から吸収したNOX を放出させると共に放出されたNOX を還元浄化する内燃機関の排気浄化装置において、前記NOX 吸収剤を排気通路に直列に2つ配置し、上流側のNOX 吸収剤を下流側のNOX 吸収剤より小容量とするとともに、前記NOX の放出、還元操作時に前記上流側NOX 吸収剤に流入する排気の空燃比が、理論空燃比よりかなりリッチ側になるように還元剤を供給する還元剤供給手段と、前記NOX の放出、還元操作時に前記下流側NOX 吸収剤に流入する排気の空燃比が前記上流側NOX 吸収剤に流入する排気の空燃比よりリーン側になるように排気空燃比を調節する調節手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
IPC (7件):
F01N 3/08 ZAB ,  F01N 3/08 ,  F01N 3/18 ZAB ,  F01N 3/22 ZAB ,  F01N 3/22 301 ,  F01N 3/24 ZAB ,  F01N 3/24

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